「よのなか」科の授業とNIEの新教育素材・・・・・
当代No,1の教育者であり、教育研究家・評論家だと尊敬する・・・・リクルート出身で、杉並区立の中学校校長の公募に応じ、民間人で始めて就任した藤原和博さん。退任後、生きた社会を学ぶ「よのなか」科の授業普及に務めている。私は彼こそ、政治の表舞台で教育改革を実践して欲しいと願う人物の一人だが・・・。
その藤原さんが推奨している・・・「朝日新聞 必読ニュース」(2012年版・小中学生のための時事学習教材)が発刊されたので、早速、近所の販売店で購入してきました。朝日が私立中学や高校の教師にアンケート調査、「生徒に関心を持ってもらいたニュース」を厳選、写真やイラストなどの解説付き。直近の時事がよくわかり大学生の就活の必需品でもある、優れもの。
藤原さん推奨の弁は「小中学生が世の中を嫌いになるのはまずい」世の中に正解などないのだから。政治について考えるなら、国会の役割や、行政、司法、地方行政と形式に教えるのではなく、例えば放置自転車の問題から入って政治を考えさせるとか。
コンビニやマックの話題からその向こうにある経済を考えさせる。そうすれ世の中と自分の関係は切り離されていなくて繋がっていると実感できる。経済を身近なモノに。さらには尖閣の問題も日本も中国も納得できる方法はないか。解決する手立てはないかを考えさせるのも面白い。
「世の中」の様々な問題(時事)を新聞のニュースから学び取り、自分の意見を考えさせ、周囲が納得できるよう説明できるようになれば、子供達も「自分にも世の中変えられる」と思えるようになるのではないかと。「朝日新聞 必読ニュース」活用の意義を語る。
NIE(教育に新聞を)活動の強化が、社会に適合した子供を育てると考える私としては、藤原さんの説に納得すると同時に。子ども新聞や子供のページではなく、厳選された通常新聞記事が掲載された「朝日新聞 必読ニュース」を教材として・・・教育現場で積極的に活用して欲しいと願う。Goto
朝日新聞発行 必読ニュース 2012年版
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