参院選折返し・・

二院制について、真剣に議論すべき時にきているのでは?
来週の日曜(7/21)は参院選投票日。争点なき国政選挙です。盛り上がりに欠けるのは致し方ないと思うのですが。ここまで関心がないとなると・・・フランス革命の指導者シェイエス(聖職者)が語った「第二院は何の役に立つのか。第一院と一致するなら不要。異なれば有害」に思わず首肯してしまいます。(日経から)
参院無用論の私としては・・・衆院と違って参院は解散がありません。それで持って・・当選者は任期6年が保証されます。ということは、多額の税金を使って候補者の就職活動に手助けしているようなモノです。
先の国会、会期末の体たらくに・・・今のままの参院で良いと思いますか?そんなアンケートに「こんな参院ならいらない」と期せずして6/27付・日経と朝日の社説は同じ見出し。これで投票率が全国平均30%台なんてことになれば、不要論が現実味を帯びてくるのでは・・・
我が岐阜県は一票の格差是正の煽りで二人区が一人区になりましたが、それでも地方区の4増4減では最大格差は5倍のまま。衆院もそうですが。最高裁が断定した「違憲状態」からなんら変化はない。この際です。司法は選挙無効の判決を出してはどうか。そうすれば、選挙制度の見直しではなく・・・不要論が・・・・
これも日経からですが。イタリアは上院下院が対等で両院の信任がないと内閣ができず、前回総選挙後2ヶ月近く組閣が宙に浮いて大混乱。それではダメだと、来年10月をめどに「決められる政治」へ一院制への憲法改正に動き始めたとか。
過去39回のサミットで出席の首脳・・日本が19人。イタリア15人。ドイツはメルケン首相で4人目だと知れば、やはり、その原因が二院制・・詰まりは参院にあるといっても過言ではない。とくれば、日本が国際社会に影響力を持つのを望めば・・・やはり・・・参院不要論に正当性があるといえるのでは・・・・
ここまで考えてみると・・・「第二院は何の役に立つのか。第一院と一致するなら不要。異なれば有害」フランスのシェイエスの二院制不要論がこの参院選の最も大きな政治課題だと思えるのですが・・・Goto

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