問いたい、なんのために・・・新聞を発行しているのですかと・・・
人間が生きる上で重要なことは「なんのための」に生きるかです。ですが、その「なんのために」が自分のために、あるいは自分さえよければの身勝手であると誤解されますと、培ってきた信頼が一瞬にして壊れます。
私は人間関係において誤解は憑きものだと思っていますが。でも、意に反して誤解されているのを知りますと、とても残念で寂しく思います。誤解は解かねばなりませんが、人間という奴は面倒なモノで、一度誤解が刷り込まれてしまいますと、それ消すのは至難です。
ですから、人にレッテルを貼る時はよほど気を付けねばならないと思っています。
私は仕事がら、新聞に折り込まれるチラシを毎日チェックしています。先日、朝日サポートセンター(名古屋市中区栄・朝日新聞名古屋本社3F)の営業スタッフ大募集のチラシ見て、とても奇異に感じました。
なぜか。募集しているのは「朝日新聞グループ」の関連会社なのですが、一見すると、作りが意図的に朝日新聞社が募集しているように仕組んであります。住所が朝日新聞名古屋本社・・朝日新聞が募集してると思いたいですよねぇ。それに・・・多分募集会社は「株式会社」のハズなのに、株式会社の表示がない。別会社と思われたくないんでしょうね。
姑息です。私は新聞社が別会社を作ってでも購読拡張に必死になるのは「新聞が何のために」存在するのかいう「新聞の役割・使命」をより強固にするためになくてならないとても重要な任務だと思っています。
にも拘らず・・・このチラシ、多分、朝日新聞販売局から天下っている連中が販売(購読)拡張のために現場を這いずり回るスタッフを募集しようと企てた結果でしょう。「本社への出社は月1回程度で直行・直帰が基本」(本社って、朝日新聞名古屋本社だと思いますよねぇ)って勤務要項も気に食わない・・・そう書いてありますが。
私は朝日新聞が憎いわけでも、批判をしたいわけでもありません。この世から新聞がなくなったら、世は終わりだと思っています。そのためには読者がいなくてはなりません。その読者を獲得する仕事を見下げているようなチラシに・・・何を考えているのか腹が立ちます。
「なんのために」新聞の購読者を増やさねばならないのかを堂々と訴えたチラシを作らないのか。新聞拡張の仕事を見下げ、労働価値を隠蔽して求人募集する・・・その「朝日新聞」の姿勢に・・・労働者の側、弱者の側の「ASA」と言えるのかと、問いたい。Goto
追伸
チラシは掲載しません。
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