都会は、あきた

田舎町の中心地に人を集めないと・・・田舎は滅んでしまう。
中央と地方の違いは分かる。中央は京都だと私は思っているのだが。一般的には中央は東京で、地方はそれ以外。東京都と他の道府県と分けても良い。では、都市と田舎はどうか?乱暴に分けると、政令指定都市(全国に20・人口50万人以上)が都市で、それ以外はすべて田舎。
中核市(人口30万人以上)や県庁所在地は道府県の事務が一部移管されているから権限と権威が集中しているので、都市と言えなくもないが、やはり峻別の根拠は人口であろう。政令指定都市ののある県を都市県といい・・ない県は田舎県と言っても良いだろう。
差し詰め、我がふるさと岐阜県は、政令指定都市がないので、田舎県である。熊本県は熊本市が政令指定都市になったので、九州では福岡県と熊本県が都市県ということになる。熊本県や埼玉県を都市県に分類するには多少の抵抗があるが・・・・
最近の私の持論で、評判が悪いのは・・・田舎は田舎の中心部に人を集めろ。そうしないと超高齢社会に対応できない。この国には最早・・山間僻地までインフラを整備する力はない。いや、そもそもそ、力がなかったにも拘らず、経済が高度成長したおかげで、整備できただけ、これからはランニングコストも維持できなくなるだろう・・・
だから、田舎の中心部を再整備して・・・山間部に住む高齢者を山から引きずり下ろしてきて・・安心して住める街にすべきではないか。それを、今風にいえば田舎町の「スマートシティ化」というのだと持論を展開しているのだが、人権尊重の立場から至って乱暴だと評判が悪い。
田舎県といえば、秋田県のJAグループが朝日新聞(10/19付)に「都会は、あきた」と題した「あきたこまち」で知られる秋田米の広告を都市にめがけて打った(写真参照)・・・。憂いを帯びた秋田小町が実に魅力的・・・
田舎には田舎の誇りと魅力があるはず。その魅力を残すには、田舎町の中心地に人を集める時に来ていると思う。そうしないとこの国には本当に田舎が無くなってしまう・・・Goto
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10/19朝日新聞

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