君よ憤怒の河を渡れ!

中国に初めて留学した映画ですよ・・・
毎日新聞1/17付朝刊に「Go Global Japan Expo」(文科省主催・グローバル人材育成事業・毎日新聞後援)の内容が2ページに渡り特集された。昨今、国境の垣根が低くなり人や金が世界的に行き来する「グローバル」社会が進んでいる。日本の若者に世界で自己研鑽を積んで欲しい・・と国が取り組み始めた人材育成の試みです。
意欲と能力のある全ての日本の若者に留学機会を実現させたいという考え、社会全体で若者の海外留学へのチャレンジを応援する留学促進キャンペーンです。47大学が参加。高校生や保護者、教育関係者ら約4000人が参加。九州からは修学旅行の見学コースとして設定した高校もあるなど関心は高い。
国は2020年の東京五輪に合わせ10年時点で大学生が6万人、高校生が3万人の海外留学生倍増を目指していての一環だが。折角の機会、文科省には、目指すなどと、中途半端な表現ではなく、都道府県単位での数値目標を明確にし促進の強い意思を示してもらいたい。
観光庁を中心に外国人観光客を2000万人にする取組は経済に直結します。都道府県も市町村も熱心に取り組みますが、国家の大計を考えれば、この試みこそが重要ではないでしょうか。この事業を東京での開催に限定せず、都道府県にも落として高校生の留学意欲を促進して欲しいと願います。
1970年代に「君よ憤怒の河を渡れ」という西村寿行の小説がヒット。高倉健さんの主演で映画化もされました。内容は検事が冤罪に会いそれを晴らす刑事モノですが、日本映画としては初めて中国で封切られ、大好評を博し、中国の日本映画ブームに火をつけた作品として有名です。
「君よ憤怒の河を渡れ」は「若者よ情熱をたぎらせ、海外に出て行け」そんな響きを感じるので、今朝のタイトルにしましたが・・中国に留学した最初の映画だと思えば河を渡れの意味は深い。若者よ、海外に飛び出す理由なんてなんでもこじつけれる・・憤怒の河を渡れ・・Goto

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