朝日の扉シリーズ

新聞ってスルメのようですね。噛めば噛むほど味が出てきます。
古典とは「失われた生命の跡地に新たに生まれるものである」と称したのは生誕200年にして大作曲家として復権し、古典と認められるようになったモーツァルト(1756生)を評しての音楽評論家の弁です。
その古典となったモーツァルトと、70歳を過ぎ、シンプルに、悪童らしい自由を満喫する境地に至った反骨の少年たち・・「彼らの望みは一つだけ、生ある限り音楽を満喫し、数々の無名の先人の系譜に自らの名もなき存在として連なること」で古典となった のはザ・ローリング・ストーンズ。8年ぶりに日本公演を行ったストーンズに対する音楽評論家の弁です。
音楽に疎いわたしは、モーツァルトが不遇の時代を過ごしたことも、ストーンズが生きながらにして古典と呼ばれるようになっていたことも知りませんでしたが。朝日新聞3/10付の「ニュースの扉」を読んで・・・へぇー、ストーンズの「ロックンロール」ってモーツァルトに匹敵するのかと勉強になりましたが・・音楽に造詣深けらばと悔やんでいますが・・・私にはチンプンカンプンです。
ニュースの扉は「扉シリーズ」の一コマで他にも「文化の扉」。3/10付は武術についてが書かれ、ベストセラーになった「木村政彦はなぜ力道山殺さなかったのか」を思い起こしながら、武術の年譜として読みますと勉強になりました。
「暮らしの扉」や「科学の扉」があり「科学の扉」は災害の風化について検証。忘れないと思っても被災後15年で・・・薄れる教訓の問題点を掘り下げています。内容も濃くて読み応えがあります。「扉シリーズ」(写真参照)は毎週掲載され・・・どれも朝日新聞ならではの力作ぞろいで、月曜の朝・・頭の訓練になります。
新聞って、真剣に読めば読むほど、スルメのようで味が出てきますね。Goto
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3/10朝日新聞

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