毎日新聞のコラム「女の気持ち」の歴史に学びたい・・・
新聞はコミニケーションツールだと改めて認識しました。迂闊にも私は、毎日新聞に掲載されている読者の投稿コラム「女の気持ち」が連載開始から60年にもなることを知りませんでした。60年前・・・昭和29年(1954年)まだ・・女性が新聞に投稿するなんてと訝しがられる時代・・
600字に綴った・・・女性達の想い。女性が社会ばかりか家庭内でも控えめであるように求められ、まだまだ自己表現や意見を発表する機会が限られていたころ。このコラムは女性達が内なる思いを吐露し、同時に世の女性達の思いを知る場となった。(毎日新聞・大阪学芸部長)
60年間に刻まれた歴史は、投稿者によって切り出された一コマ一コマですが、まさに、戦後の女性史の様相を呈している。実名投稿が原則。投稿者と読者で作る親睦団体「女の気持ちペングループ」も各地に発足し、交流が深まり、文集なども発行されている例もあるという。
ネットの時代、ブログやフェイスブック、ラインなどのコミニケーションツールが花盛りですが。・・・新聞のコラムを通じコミニケーションが生まれる。「女の気持ち」の魅力について、作家の桐野夏生さんは「記者が間に入ってくれるからコラムがよりイキイキする」と・・まさに新聞の新聞たる所以を評価する。
我が社の「地域みっちゃく生活情報誌®」は発行エリアに全戸配布される紙メディアです。手に取った読者がページをめくるたびに、思わずにっこりとしながら活用頂ける「ハッピーメディア®」をめざしています。勿論、読者の投稿欄もあり、地域の息遣いが感じられます。
しかし、まだまだ歴史がありませんので、投稿者と読者が親睦を深めるようなコミニケーションは生まれていませんが。「情報誌を通して地域の元気のために一緒に考え、行動を起こして行きましょう」などとの声も頂けるようになりました。
「女の気持ち」が創りあげている紙媒体のコミニケーションツールとしての役割に学び、「ハッピーメディア」の読者交流にまで深化できればと思っています。Goto
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