クリップ

ハイテクを駆使した日本製の自動掃除機が普及しても良さそうですが・・・
社内にクリップが落ちていたらどうしますか?気が付かぬ振りをして素通りしますか?それとも、拾い上げますか?・・・歩道に紙屑が落ちていたらどうしますか?何も感じませんか?それとも、拾い適当な場所に処分しますか?
私はクリップを拾い上げ、考えます。このクリップはいくらでいつ購入されたのだろう。これはお金です。みんなで稼いだ結晶です。そして、誰が落としたのだろう。困っていないだろうか。何か心配事でもあり、仕事に身が入っていないのではないだろうかと落し主を気遣います。
クリップが落ちていて、それに気が付いても誰も拾わないような会社では、将来がない。消費財に対する愛着のない集団であれば、利益も上げれない。経営原則や理念は「絵に描いた餅」で社員の生き方や心の奥底にまで行き渡っていない。私の経営努力が不足している証ってこと。更なる精進が必要と気合を入れ直します。
街角のゴミ。私は癖(へき)なんでしょうか。気になって仕方がありません。ウォーキングにはゴミ袋を持って出掛けます。癖ですから、拾うことが楽しくって仕方がありません。クリップや紙屑を拾う習性は・・・私だけではありません。日本民族の習性、綺麗好きから来ていると思っています。(清貧なれど清潔な国民性)
最近、自動掃除機の需要が高まっています。しかし、好調な売れ行きの自動掃除機って、ほとんどが米国、中国など海外メーカーだそうです。なぜ、日本の電機メーカーの商品が出回らないのでしょうか?
私的には、白物家電といえば日本のメーカーがお家芸のハズ。ましてや、綺麗好き、掃除好きの日本人にピッタリの家電。特許で動きが取れないのか。それとも、家電は新興国に任せ、別の分野に力を入れているのか。パナソニックの復活を見ていると、自動掃除機に力が入っていない。そんな気がします。
でも、何事も原点が大切。白物家電も捨てないで欲しいと思います。ハイテクを活用した日本的な自動掃除機ができれば、我が社に設置したいものです。そうすれば、クリップも吸引してくれるでしょうから。Goto

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