賃上げ

2年連続・ベア1万円アップ実現にスタート・・・
今年度も大詰め、今週で終わりです。スーパーで食品の棚から缶詰が消えたとか、引越しのトラックが間に合わないとか、駆け込み需要で、世の中騒然としているかのような報道がマスコミで流れていますが、岐阜の田舎では、至って静か・・・まずは、年度末を確りと締め、新年度に備えよう・・そんな雰囲気です。
とは申せ、まだ、一週間ありますので、ギリギリになってバタバタするかも知れませんが、楽観的かも知れませんが、私は意外に淡々と増税を受け入れるのではないかと思っています。その証左が、戦後3番目の早さで可決・成立した95兆円超の大型予算案ではないでしょうか。
勿論、与党が強いってこともありますが。そもそも民主党政権が消費増税を決め、安倍政権が引き継いだ経緯があります。2月には増税に見合う対策として5兆円の補正予算も可決しています。野党も審議拒否せず、結果的には大人の対応をとったのも、増税沈静化に一役かったと思います
それに、政府主導の「賃上げ」効果も消費増税への反発を弱める要因であることは間違いありません。一部のマスコミは、大手企業の賃上げでは意味がない。中小企業が踏み切らねば、消費増税は庶民を苦しめると、論陣を張ろうとしましたが、モノには順序があります。
経産省は東証1部上場企業1800社に、今春闘で賃上げしたかを調査し、結果を社名も含めて5月に公表するとまで言及しています。大手企業に止まらず、中小企業についても数万社を無作為に選んで、今夏をメドに同様の調査をすると賃上げを促しています。
そんな恫喝的な手法で、賃上げを強要するるのは行き過ぎだとは思いますが。消費増税に対する国民の負担を和らげ、折角上向いた景気の芽を摘まない施策は十二分に理解できます。
我が社が調査の対象になることも、政府の圧力受けることも、全くありませんが。2年連続になりますが、今年もベアを1万円アップします。理由はデフレ脱却でも、消費増税対策でもありません。我が社のビジョンの一つ。初任給を業界No,1にしたいという目標を持っているからです。
1万円アップしても、まだまだ届きませんが。このビジョンを社員一同で共有し、必ず達成したいと思います。因みに・・・来年度は初任給240,000円で新卒募集・会社説明会をスタートさせています。Goto

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