自他一如

考察・・・人間力の鍛え方・・・・
人間力を身に付けましょう。私は新入社員へそう訓示しました。人間力とは何か。一言では申しあげにくいのですが。人間の力とは、腕力があることだけではありません。むしろ、人生で希望や夢に向って押し拓くこと、何かを切り拓くってことです。
人間力とは「人生を力強く切り拓く能力」です。人間力のある人とない人を比較しますと、人間力とは何かが理解できます。人間力に溢れている人は、何事にも積極的です。好奇心が強くて、人を愛し人に優しい。
笑顔を絶やさず、いつも上機嫌で人に接します。ですから、誰からも慕われ、出世したいとか、偉くなりたいなんて、思わなくとも、必然として、社会や会社のリーダーに推挙されます。
勿論、困難に直面しても、諦めないで、粘り強く向き合い、克服できる能力のある人です。
逆に人間力に乏しい人は、猜疑心が強く、自己中心的。不平や不満を持っていて、いつも他人の批判ばかりしている人で、暗い顔して、困難から逃げることばかり考えています。何事にも正面から立ち向かうことができず、人に頼り、そのくせ失敗は常に他人のせいにします。さもしい人生を送っている人です。
人間力って。特別なモノではありません。誰でもが生まれながらに持っています。ただ、それを認識して、鍛える努力をしないと、「宝の持ち腐れ」で育ってきません。では、どのようにして、鍛えるのか。私は「人間力の鍛え方」は三点あると思っています。
まずは、反復する努力を惜しまないことです。同じことを繰り返すのは面倒なことです。しかし、その面倒を厭わない強靭な精神をつくることで人間力が養われます。二つ目はどのようなことでも良い。貪欲に学ぶ姿勢を貫くことです。「聞くはいっときの恥、聞かぬは末代の恥」と申します。
何事にも好奇心を持って、立ち向かうことで、人間力が鍛えられます。三点目は「自他一如」の精神を持つことです。自分とこの世界、地球と言っても良い、宇宙と言っても良いが、一体であること。他人の痛みや苦しみは自分の痛みであり苦しみであると、考えることです。そう考えれるようになれば、自ずと、人間力が溢れてきます。
我が社は、ハッピーメディアを世に送り出すことで、関わったすべての人が幸せになれるよう。地域が豊かに、元気になれるようにと願い、この事業を切り拓いています。そのためには、新入社員諸君には、人間力を身につけて欲しいと心から願います。Goto

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