イロハ

私にビジネスマナーなど語る資格はないのですが・・・
我が社も38名の新入社員が現場に配属になりました。どの顔も不安と希望が交差していますが、気力とやる気は抜群・・そのハツラツとした姿は、とても新鮮、頼もしい限りです。まずは、ビジネスマナーの基本を理解して下さい。そうすれば、初期的な不安は解消できます。
ビジネスマナーって、知っておいた方が良いです。先輩諸氏でも、知っていて、独自の手法でマナーを身に付けている人もいますが。全く知らない人もいます。そんな先輩の悪いくせは身に付けないのがよろしいと思います。
マナーの第一歩は挨拶です。私は毎朝のウォーキングで、すれ違う人に大きな声で「おはようございます」と挨拶します。大概の人は、声の大きさにギクっとして、慌てて「おはようございます」と・・でも、中にはチラッと上目で見るだけで、挨拶しない人もいます。(大概は同世代の男性ですが)
私は、そんな人を見て、可哀想だと思います。挨拶もろくにできない人は、朝のウォーキング効果が半減してしまう。清々しい空気を吸い。出会った人と快く挨拶を交わす。そうすれば、ウォーキング効果も倍増するのに、もったいないと思ってしまいます。
マナーの二つ目は、お辞儀です。お辞儀には三通りあります。人とすれ違うときは「会釈」、お客様を迎える時は「敬礼」、お礼を伝える時は「最敬礼」です。どんな時にどんなお辞儀するか。相手がどんな思いで、お辞儀を見ているか、考えて、お辞儀はすべきです。
私の尊敬する先輩は、出会うと必ず、目下の私にも、最敬礼の45度のお辞儀をします。私はそれはやりすぎでしょう。と、思うのですが。それが、その先輩の挨拶とお辞儀の流儀です。嫌な感じはしません。むしろ、恐縮して、こちらの方が、最敬礼の最敬礼で、思わず「90度」のお辞儀をしてしまいます。
三つ目は、電話対応です。最近は、携帯が主力で、外線電話が掛かる量もめっきり減りましたが。電話を受けたら、メモを取る。聞いたことは復唱することは常識ですが。電話をかける場合、相手の都合がどうなっているのかに思いを馳せて掛けないといけません。でないと、伝えることも伝えられなくなりますから。
マナーの最後は、身だしなみです。自分の都合で、髪型やファンションを考えるのは、アフターファイブか、休日にしなさい。男性はネクタイの首周りがだらしないのは最低です。一番上のボタンをしっかり止め。ワイシャツは清潔なもの。スーツはシワを気にするようにして下さい。
女性のスーツの下は襟付きのブラウスです。ティーシャツなどはもってのほかです。身だしなみの基本も、相手がどう思うかであり、自分の都合で決めてはいけません。それが、ビジネスマナーの基本です。
私も若い頃は髪もフサフサしてましたので、長髪にヒゲ、薄い色のついたメガネで粋がってましたが、残念ながら、第一印象で、ビジネスチャンスを逃してしまった苦い経験が山ほどあります。ビジネスマナーのイロハを知って損などありません。Goto

コメント