スポーツの季節

政治や地域性、関係する様々な背景に翻弄されることのないように・・・
スポーツの季節になりましたねぇ。ウォーキングコースの岐阜県総合運動場メモリアルセンターも冬の眠りから覚めたように・・・施設周辺の樹々は芽吹き、芝は青くなり、冬季に積んだ厳しいトレーニングの成果を期待するかのように・・・若人で華やぎ始めました。
なんせ、日々ここに来るのが日課です。サッカーの試合がある日は、「ガンバレ!FC岐阜」の幟りが立ち並び、高校野球の予選が始まれば、朝日新聞の社旗がたなびき、弓道の試合日には袴を着けた若者が行き交う。春休みの続きで・・土、日は朝から賑やかです。
すれ違いざまに・・・鍛錬、練習の成果を発揮しようとキラキラと輝く顔で「おはようございます」の大きな声を聞きますと、「スポーツの力とは、人間性の輝きに光をあてること。違いを乗り越えて認めあうという理想を示すこと」と、読売新聞の結城和香子編集委員が・・・「スポーツと政治」で語っている意味が理解できます。
岐阜のメモリアルセンターに集う若者達には、スポーツと政治との関係には、無縁かも知れませんが、2020年は東京五輪。五輪を夢見ている若者も多いかも・・・結城氏は「五輪でボイコットした歴史を振り返れば、選手を傷つけただけで政治的効果など全くない」「ボイコットはその目的とする主義主張には逆効果。むしろ参加し、内部から変化を創り出す方が効果的だ」と・・・
パラリンピックで入場式をボイコットしたウクライナの対応にコメントした国際パラリンピック委員会の会長談話を掲載している。五輪だけではありません。どんなスポーツも・・・政治や地域性・関係する様々な背景に翻弄される危険を孕んでいます。
若いアスリート達には、そんな雑音に臆することなく、純粋にひたむきにスポーツに打ち込んで欲しいと願います。Goto

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