恣意的紙面

朝日はやっぱり、東京五輪より他にやることがあると思っているのでしょうか?
私の偏見かも知れませんが。東京五輪まであと6年。朝日新聞(7/23付・朝刊)のスポーツ欄に掲載された2020・東京五輪「組織委員会理事35人に聞く」は、その意図がどうもはっきりしない。「あなたのヒーロー、名場面は?」などと聞かれても委員は答えようがないと思うのだが。
35人のコメントを読みましたが。秋元康さん以外はアンケートの取り方がどこか恣意的。武藤組織委員会事務局長などは「4度五輪に出場した体操の小野喬選手、13個のメダルを獲得。特に東京五輪男子団体総合金メダル獲得に感動した」などというコメントがその証明です。
森組織委会長に至っては「日本のアスリートもハーフ(意味がわからないが)が増える。そうした選手への偏見をなくすべき」と、質問には真面目に答えていない。私は理事に就任した人達に聞くべき質問は「どんな五輪を描き、どんな役割を果たしたいか?」ではないでしょうか。
勿論、その視点で答えたのが森元首相であり、元電通の専務の「民間資金を集め運営費に当てるべき」だとか、「役割は日本がメダルたくさん取ることと、日本中でスポーツを盛んにすること。若者が世界の人触れあう機会をつくること」と主旨を明確に述べる文化省・スポーツ少年局長は、恣意的な質問を無視した意見ではないでしょうか。
アベベに感動したとか、東京五輪の女子バレーとか円谷の銅メダルとか真面目に答えた人達は朝日の「こんな程度の理事達で何ができるか」「五輪なんていい加減なモノ」と五輪開催に反対する罠に引っかかったのだと思う。W杯ブラジル大会が反対者で開催できないのではと報道をした朝日。結果は成功したのだが・・・・
朝日の恣意的とは、東京五輪に血眼になるよりもこの国にはやるべきことがあるハズ。その主張がしたいばかりに、無意味な質問を35名の理事に浴びせ掛け、五輪ムードに水を指そうと紙面を構成しているのではと思えてなりません。私の朝日に対する偏見かも知れませんが。Goto

コメント

  1. Goto より:

    ありがとうございます。
    私も偏見だと思います。
    我が社は全社員に天声人語の書写を日課とさせています。
    お陰で、社員の力がついてきました。世の中の見方が変わってきました。感謝しています。
    Goto

  2. しんぶんいのち より:

    ズバリ!
    貴兄の偏見です!