議論もほどほどに・・・

安倍政権には、夏休みなんかぶっ飛ばして・・・労働力確保に取組んで貰いたい。
今日から葉月。心頭滅却すれば・・・・と申します。私は猛暑に負けてなるものか。そんな心意気で気合十分ですが。巷ではメディアが煽るせいか熱中症ブームです。スタミナと休養と、そして、しっかり働いて、ニッポンの夏を乗り切りたいものです。
先月25日、内閣府が2014年度の「経済財政白書」を発表しました。
メディアは一斉に、育児と仕事が両立できる環境が整えば、約100万人の女性が新たな労働力になると指摘。潜在的な労働力として女性の活躍を早く引き出す必要性を訴えました。
経済白書といえば、過去、56年には戦後の経済復興を指して「もはや戦後ではない」と記し、流行語になったり、75年には「戦後の高度成長と決別して静かで控えめな成長へ転換する過程にある」などと方向性を示して話題になりました。(読売新聞から)
今回の骨子は、少子高齢化に焦点をあて、人口減少社会を見据えた課題に・・始めて本腰を入れ、女性と高齢者の労働参加が不可欠。子育て対策で女性労働人口を100万人増加。定年年齢の柔軟化で高齢者の労働参加を。労働時間規制の見直しで働き方の柔軟性を高めるなど、安倍政権の新成長戦略と連動した経済財政報告となっています。
全国的な労働不足の深刻さは、経済成長を鈍化させる最大の要因になります。白書を受け、安倍政権は具体化を急ぐでしょうが。遅々として進まないのは、議論と言う名の先送りをしているからです。高齢者にもうひと頑張りしてもらうには、定年制の延長しかないのだから、70歳に上げれば良いのです。
女性が活躍できる環境整備も何をすれば良いのかも分かっているはずです。我が社では、時短制度を改正して子供が3歳になるまでが適用だったのを小学校の6年生までは可能としました。子育て対策で何をなすべきかの議論など必要ありません。如何にスピードを上げるのかです。
と、私は経済白書を読んで思うのですが。そんな単純な問題ではないとの声も聞こえますが、労働不足は「育児と仕事を両立できる環境整備」をすれば100万人の働く女性を増やすことが可能と白書は訴えているのですから。安倍政権には「夏休み」なんかぶっ飛ばして、取り組んで貰いたいモノです。Goto

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