多くの応募があると良いですね。理子さん・・・・
文章を書くのは嫌ですね。なぜか。子供の頃、文章の書き方、コツを教わらなかったからと、このブログでも何度か述べてきました。文章の書き方だけではない。読書感想文でも、自由課題の作文でも、文章を書くにはコツがあるのに・・・なぜ教えないのか。
コツ・・・即ち基礎ですね。基礎さえ学んで置けば、後は応用。文才のある人はどんどん進化して、読み易くて読ませる文章が書けるようです。文才のまったくない人でも基礎さえ学んでいれば、何とか筆は進みます。私もその口です。
読売新聞が夏休みの課題として「こども作文コンクール」を実施しています。50回目になります。今までに、作文はもとより、絵画も習字も、工作物でも表彰されたこともなければ、褒められたこともない私としては・・・人生で一度ぐらいこの手のコンクールに応募することで、コツを学べば良かったと思うのですが・・・・後の祭りですね。
で、今年のコンクールの募集テーマは「感謝の心を、未来につなぐ」、課題は、小学生を対象に「普段言えない働く親への感謝の手紙」と「将来社長として働く自分への手紙」(原稿用紙3枚、1200文字以内)だそうです。
選考委員はプロゴルファーの東尾理子さんと財団法人中小企業災害補償共済福祉財団(あんしん財団)の理事と評議員、それに読売新聞の常務さんです。賞は大賞が賞状と図書カード5万円分。優秀賞副賞3万円。読売新聞社賞2万円。あんしん財団賞2万円。佳作(10名)5千円が頂けると。
なぜ、選考委員がプロゴルファーなのか?不思議ですが。読売新聞の担当者が選考するのでしょう。賞は図書カードで妥当な金額ですね。ただ、テーマですが「働く父母への感謝」は親子関係が微妙な時代、はわからないでもありませんが。
もう一つのテーマ「社長になった自分へ、未来への手紙」はまったく意味不明だと思いませんか。未来は社長になる夢が前提ですよねぇ。社長以外の未来はないのでしょうか?50回目ともなると粗雑になるのか。それともおざなりに実施するのか?力が入っていませんね。
そうです。子供の頃、感想文を書けと、基礎も教えず・・・指示したまま、うたた寝してた国語の教師を思い出します。・・・多くの応募があれば良いですね。理子さん。Goto
コメント
「子供作文コンクール」はわがエリアでもCBCラジオが何十年と続けています。10年ほど前までは、あの「中村メイコ」さんが読んでくれました。今は局アナに変わりましたが、それでも自分の作文がラジオで朗読されるのは魅力的です。文部科学省からも、愛知県からも名古屋市からも賞を頂いています。提供はあの「大須ういろ」さん。本当にありがたい話です。作文力は、先生と学校しだいでずいぶん変わります。
大人がやる気で教えることがどんなに大切なことか、表彰式に何度もでて思いました。子供音楽コンクールも同様です。教える側に意欲と相当な努力が必要です。未来の芥川賞作家や直木賞作家の誕生が期待されます。