日本の食品メーカーの努力って凄いと思いませんか。
随分寒くなりました。夏は夏らしく。冬は冬なりに冷え込む。結構なことだと思います。季節感を味わうのは「モノの哀れ」を解する原点だと思っています。あぁ寒いと、熱燗のぐい呑みに口を寄せる。そして、塩辛なんかを肴で。ちょっと前なら日本酒だったんですが・・・
なぜか、このところ、焼酎、それも8対2の割。勿論、8がお湯、それも、親父殿のふるさと、岐阜市から、北へ車で、1時間ほど、旧岐阜県武儀郡洞戸村の湧き水「高賀の森水」を沸かして、薩摩の本格いも焼酎をフゥーフゥーして頂く。水が良いと一段と味が引き立ち美味いです。
若い頃、そうです。20代後半から30代の始め・・まだ、この地方では焼酎といえば、甲類の時代。酒の卸を営む友人に頼み、薩摩白波を一斗(一升瓶10本を木枠で)取り寄せてもらい仲間と無意味な政治談義に熱中しなが酒盛りしていました。その思い出が、苦々しくて焼酎は飲まなかったのですが・・・・歳のせいで酒の味覚も変わったのか・・
いも焼酎は南国の酒ですが、どれも水のせいもあるのでしょうが。なかなか美味しいです。それに、種類も豊富。研究も進んだのでしょう。薄くしても風味は失いません。そして、どんな料理も引き立ててくれ、食欲増進にもなります。
話は変わりますが。最近、中国でカレーに火がついたそうです。(日経11/6朝刊)私もそうですが。我々団塊世代は、家庭料理の定番。カレーライスで育ちました。この歳ですから、いつもカレーを食べたいとは思いませんが。月に一度ぐらいは食べたいとは思います。
中国ではカレーを食べる習慣がなかったそうですが。ハウス食品が工夫を凝らして、バーモントカレーのルゥを改良しながら、市場を開拓。13年12月期で前年比3割増の23億円の売上だそうです。内陸部に火がつけば、とてつもないカレーブームが来ます。我々が子供の頃、カレーを好んで食べたような。日本の食品メーカーが日本的カレーを中国で文化にするんですから凄いデス。
日本の酒文化である甲種焼酎もこれだけ研究が進み美味しくなると、中国でブームになるかもしれません。そうそう。いも焼酎を美味いと思い始めた私。焼酎に一番合う肴って、カレーライスだと、思い始めているんです。中国で焼酎とカレーの取り合わせが理解されるのは10年先かも・・・・左党には、この取り合わせ、ぜひお試しあれ・・・Goto
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