議会制民主主義

安保法案衆院委通過に思う・・・・
民主主義の原点は選挙。議会で多数派を得た政党がその理念や政策を実行する。それを阻止する術は、次の選挙で、他の政党が多数を得るしかない。その手続きや手法が如何に乱暴であろうとも。また、法案に不備があろうとも。議会制民主主義とは斯くなるモノである。
メディアは報じる。安保法案の委員会採決に対して、「残念ながらまだ、国民の理解が進んでいる状況」ではないと総括質疑で認める首相を批判する。それは法案に反対の論理にすぎない。また、拙速ではないか。十分に審議されていないとの批判も、では、十分とはどれだけなのか。
歩み寄りできる妥協案があるのか。ないとなると、法案は採択される。勿論、今日の衆院本会議でも通過する。それが、議会制民主主義である。そう選択したのは国民である。メディアとは、権力を監視するのがその立ち位置である。この法案を権力の横暴と捉え批判するのもメディアのあり方であろう。
しかし、現下の国際情勢で、わかりにくい法案だが、集団的自衛権の拡大解釈も致し方ないとするメディアもある。率直な感想だが、反対55%とするメディアの世論調査ほどに国民はこの法案を否定してはいないのではないかと思う。なぜかと申せば、この法案が提出される背景に、国民の平和に対する感度が鈍すぎるからである。だから法案が必要とされるのだが。
国民に平和の尊さへの意識あれば、憲法にも法案の中身にもう少し、そして、選挙の投票率でも真摯に向き合っているのではないだろうか。18歳に引き下げられた選挙権に期待するのも虚しいが。Goto

コメント

  1. Goto より:

    辻元先生の「お願いやめて」って、なんか変ですが。それ以上に、民主党の代表と共産党の委員長が、ベタベタ手を握るのも、いやらしいですねぇ。いくら同性婚が認められるからといっても、立党の精神も主義主張まったく違うのですから。一回だけなのかどうかは知りませんが。民主党が再び政権を握るつもりなら、誰とでも手を握るのは浅はかですね。Goto

  2. 風来坊☆ より:

    民主党の辻元議員が気持ち悪い。
    お願いやからやめて、お願いやからやめて!!
    次の選挙を考えた明らかパフォーマンスみえみえです。
    彼女に信念はありません。
    今回の法案の必要性は、世界情勢・政治を理解をするものであれば必要なのは明らかです。憲法を持ち出し、戦争・後方支援には参加できません。しかし我が国が攻撃された時にはお願いします。都合が良すぎます。目を覚ますべきです。
    プロ野球に例えれば、日本は守備しかできないチームで、攻撃は全て助っ人の外国人任せ。これでは未来はないです。
    安倍総理にしかできない今回の法案、早く理解してほしいです。
    大阪で、共産党の街宣車が『戦争法案通過します、未来に禍根を残します』や『アメリカが他の国に攻撃されれば日本はそれからの戦争に参加するんです、それでいいんですかみなさん!』と相変わらずな発言をしています。
    世界の国が日本のような国ばかりであれば日米安保など必要ありません。そうではないから信用のできる保険が必要なだけです。
    今回、与党ではない次世代の党が法案に賛成しました。敬意を表します。