アンポ法案の次は、地方創生だ。
こんなことを言うとお叱りを受けるかも知れませんが。アンポ、アンポと安保法制に、官邸もメディアも気を取られているうちに、経済がおろそかになってはいないかと気になります。取分け、律令国家です。政治家が安全保障だとか、憲法違反だとかに・・・
一生懸命になっているうちに、官僚主導の経済政策がぶり返してはいないでしょうか。市井のおっさんとしては、何も見えませんが、そんな臭いを感じます。衆院を通過したんです。もう、この問題は終わり。あの大騒ぎした特定機密法案、法制化され誰か困っていますか?
ここは一番、デフレ脱却を確かなものにすべく、官僚をしっかり使って、アベノミクスの第三の矢を放って欲しいものです。第三の矢は「民活」(民間の活力を高める)です。取分け、地方の民活で、地方創生です。
持論です。地方創生とは地方に働く場所を設けることです。
1・地場産業の官民一体化による復興です。その地域に必然があって、育っている産業が地場産業です。そこに、人はいます。ないのは販路と知恵です。それを国家を挙げて支援する。
1・ふるさと納税と称する「節税」です。地産の特産品を添付すれば、第一次産業の復活と成ります。売れれば、大勢の人出が必要となります。高齢者にも働いてもらわねばなりません。女性にも出てきてもらわねばなりません。雇用の創出です。
1・もう一つが観光です。政府は三大都市圏以外の免税店を現在の約6600店から20年に2万店規模に増やし、地方で買い物をしやすくする計画です。道の駅も三セクで、最近はテーマパークの様相も呈しているのですから。免税店作りに自治体も協力してはどうでしょうか。働く場になります。
第一、ニの矢では地方での景気回復感が乏しいのが現状です。第三の矢を難しく考えたくありません。地方が実感する施策を講じれば良い。この三案は、目新しくはありません。ですから、「民活」で可能、いずれも、具体的で、今やれる。そして、一過性ではなく、将来性があります。この実現には、我々、地方の広告会社の役割が重要だと思っています。さぁー、地方創生だ。Goto
コメント
その通りだと思っています。
農業改革も人作りも時間が掛かります。じっくりと取り組む必要があります。それには、その地域を愛する若者、よそ者、馬鹿者がいなければなりません。Goto
国は地方創生と言っていますが、やっている事はが逆に感じます。
今のままで行くと将来、日本の自治体で消滅するところは多く出てきます。
若者が町を出ていくからです。その町にインフラ整備をすることは将来的に見て無駄になるわけです。
いま地方のために何をすべきか・・・
少子化対策と農業改革にかかっていると思います。