五輪で土俵入りを

名古屋場所、優勝の69代大横綱白鵬関に心より、お祝い申し上げます。
まずは、大横綱・白鵬関、名古屋場所優勝を心から祝します。おめでとうございます。大相撲人気は凄い。名古屋場所を二日間観戦に行きました。初日と13日目です。初日の感想は書きました。15日間満員御礼。大の大相撲ファンとしては嬉しい限りですが・・・・
13日目を観戦して、許せないことがあります。結び前の横綱白鵬と大関豪栄道の一戦です。観客が手拍子打って、豪栄道、豪栄道と館内に響き渡る大合唱で応援を送ったのです。そりゃ贔屓の力士を応援するのはいいですよ。しかし、観客全員で、声を揃えて豪栄道はないでしょう。
強い力士がその強さ妬まれ、負ければと思うのはわからないではないですが。溜まり席の多くの人達は、顔しかめていました。勿論、私も日本人ってやっぱり情けない人種だと思わずに入られませんでした。この集団的な行為が日本人を愚かにしているのだと思いました。
たかが相撲。目くじら立てるほどのことはありませんが。白鵬は大横綱です。観客もそれなりの敬意を払うべきです。それが大相撲の真髄、神事である由縁です。相撲ファンに女性が増えました、若貴時代とは一味違う熱狂的な大相撲ファンです。私は彼女達に敢えて申し上げたい。
35回の幕内優勝を飾る白鵬関。相撲界の親父と尊敬する大鵬の背中を追い求め、全てを超えた平成の大横綱白鵬を冷静に評価しなさいと。そして、目標を次々に果たしたこの大横綱、何を目標とするのかを冷静にに理解してほしい。
モンゴル相撲の英雄であり1968年メキシコ五輪銀メダリストである父親さんと「東京五輪の開会式で横綱の「土俵入り」があるかも知れない。その時に親子で五輪の舞台に上がれることになるかも知れない。それを次の目標にして頑張って欲しい」そんな会話を交わしたと、朝日新聞は伝える(7\25朝刊)。
凄い父子だと思う。白鵬は30歳。あと5年「叶わないかも知れない」が、その夢を追い求め、角界の第一人者として精進しようとする白鵬を私は心から尊敬する。心無い、観客の負けろとのコールが起こるのも強いが故の宿命。
五輪で大横綱白鵬関の土俵入り。私はぜひ、見てみたい。あと5年、私も白鵬関に倣って頑張りたい。Goto

コメント

  1. Goto より:

    「勝って褒められるより負けて騒がれる力士になれ」双葉山の69連勝を阻んだ安藝ノ海に師匠が諭した言葉です。大横綱ゆえの パッシング。負けるな白鵬関。Goto

  2. 風来坊☆ より:

    白鵬は素晴らしいですし、称えるべきです。
    僕自身、白鵬は好きです。
    早く日本人横綱が見てはみたいですが・・・。