建築家の矜持を。

リーダーは安倍首相が、実務を菅官房長官で対応すべきでは・・・・
国立競技場の建設がリセットされました。このブログでも、新聞社の市場調査で、国民の80%以上が、やり直した方が良いと、判断しているにも拘らず、見直さないなら、新聞に力がないのではと、新聞の力に疑問を投げ掛けましたが・・・・
安保法案の衆院通過で支持率が急減。その反動で、安部首相が急遽、異例の仕切り直しにしたのではとメディアは勘ぐっているようですが。私はメディア力が政権を動かしたと率直に思いたい。本当に勘ぐりがそうならば、それこそ、政権の致命傷になりかねないと思います。
なぜか。見直しは税金のムダ遣いに対する批判だからです。景気回復基調で、税収が増えています。だからこそ「出ずるを制し」財政の健全化に舵を切るべきです。しかし、来年度の予算編成が始まっていますが、どうもその兆候がありません。無駄な事業が多くて、官僚の要求丸呑みの感が否めません。
となると、折角、安倍首相は税のムダ遣いとしての国立競技場見直しを英断したのに、そもそもの国家財政支出に甘いでは、整合性がありません。となると、メディアの餌食になり、国民の批判が強まるのではないでしょうか。
話は戻りますが。国立競技場。仕切り直しに至った経緯と責任の追及。トカゲの尻尾切りでお茶を濁そうとしています。それはそれで重要ですが。ここは一番。日本の建築家とゼネコンの総力を挙げて、世界に冠たる競技場を作ろうではありませんか。取分け、日本を代表する建築家の先生方には、「小異を捨てて大同に」ついて知恵を集めてもらいたい。
巷間漏れ聞こえるに、名だたる建築家たちがこれ幸いに批判を繰り返しているようです。情けない話です。建築家としての矜持を疑います。舛添都知事も批判なんかしている場合ではありません。東京五輪なのですから。必死さが足りませんよ。
ゼネコンもそうです。五輪に間に合わないなんて、世界一の建築技術の中核が、たかが競技場ひとつ造れないなんて、恥です。各社の叡智を結集すれば不可能なんてあり得ません。そのためにはリーダーが必要です。リーダーは安倍首相で、実務は菅官房長官でしょう。勿論、新年度予算もですが。Goto

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