スマートウエア

日本の繊維素材が世界を席巻するのではないでしょうか。
イノベーションと言えばキザに聞こえます。技術革新なんて言えば大袈裟に聞こえます。しかし、人間である以上、いや、経済大国であり得る以上、如何なる分野、産業においても、常に人間の生活が豊かになり、便利になるための商品開発を怠ることはできません。
最近、衣料品素材の開発は目覚しいものがあります。人間にとって欠くべからざるものは、衣食住です。なぜ、順番で衣が最初なんでしょうか。なんとなくですが。食住衣でよい氣がします。雨露が凌げる住まいがあって、食べ物があれば人は生きていけるですから・・・・
それが、最初に「衣」なのは、何かわけがあるのでしょうね。私には良く理解できませんので、どなたか教えて頂きたいものです。日本列島温暖化で、寒波の襲来も少なく、冬が随分短くなった気がしますが、私的には「ヒートテック」が冬を劇的に変えたと思っています。
なんせ、ヒートテックの下着を着ければ、寒さ知らずで過ごせるのですから。いにしえより、衣料品の素材は「糸」だと思っていたのですが「ヒートテック」は「糸」じゃないんです。科学繊維なんです。また、夏の素材「AIRism」にも驚きです。これも新素材で「糸」ではありません。
速乾、吸汗の優れもの、高温多湿の日本の夏にはもってこいの衣料素材です。これを繊維のイノベーションと言うのでしょう。更に驚いたのは、「導電材料と樹脂を組み合わせたたフイルム状ものを科学繊維と組み合わせ、着るだけれで、体温や血圧、心拍数など体の情報が計量できる」下着が誕生しました。着ているだけで健康状態がわかるのです。
「スマートウェア」といい「東洋紡」が開発しました。着けるだけで、健康状態が恒常的に把握できるのですから。「衣」の技術革新は凄いものがあります。東洋紡だけではありません。東レもNTT組んで「hitoe」スマートウエアを。帝人も関大とコラボで「炭素繊維」を活用した人体の動き完治する素材実用化を目指して開発を急いでいるとか。
「衣」の技術革新は、日本が世界を凌駕しています。「スマートウエア」の実用化が進めば、健康管理に画期的な製品です。日本繊維のイノベーション、技術改革に期待します。日米繊維摩擦から、40年、繊維産業の復活を期待します。Goto

コメント

  1. Goto より:

    ゴロですか。そう言われればそうかも知れませんね。
    ありがとうございます。
    Goto

  2. 風来坊☆ より:

    衣食住、私は単に50音で並べてゴロが良かっただけと思います。
    別の意見として、人は生まれて初めにすることは何なのか?
    まずは体温調整が出来ないので衣を身に着けます。
    そしてベットに寝(住)、授乳(食)へとすすみます。
    人は生を受け初めにする事は 衣 なのでそれが初めだと。
    少しは納得できました。
    改めて、私はゴロだと思いますが。