成熟肉

農水省が規制に入るんですって・・・・
私はもともと魚派。肉は余り食べなかったのですが、最近は肉派に変身。三日に一度は肉を食べるようにしています。なぜ変身したかと申しますと、現役で頑張っておられる先輩諸氏、それも80歳前後の方々、どなたも肉中心の食生活が元気の源だと知ったからです。
人間の嗜好なんてものは、いい加減なもので、肉を食べれば、ボケないで元気に働けると知れば魚よりも肉が好きになります。肉を食べ始めますと、鶏肉よりも豚肉が、豚よりも牛が・・・栄養価とは別に味を求めてエスカレートして行きます。
その牛肉も、始めは挽肉でも、バラ肉でもスジ肉でも牛ならなんでも良いと頂くのですが、ヒレがロースがに変わり、昨今では食べ物は旬も良いがタンパク質は腐りかけが一番なんて「低温・多湿の熟成庫内で、肉に強い風を吹き付けて水分を飛ばし、数十日も熟成させるドライエイジングビーフ(DAB)」が最高なんて、聞けば、それを頂く。際限がありません。
その熟成肉って、微生物や酵素の働きを利用、肉が軟らかくなり、独特の風味をだすのが特徴(8/14・読売朝刊)それが肉の旨みを引き出すのですが、安全面に疑問があると指摘されていました。(生で食べるわけじゃない、焼いて食べるんですから何の問題もないと思うのですが)
となると、なんでもそうですが、乗り出してくるのが一定の公的な規格と称する規制。農水省は熟成肉に日本農林規格(JAS)の品目を追加して規格内容を検討、2016年度中に決定するとか。成熟肉にはドライエイジングの他に真空パックで3週間ほど冷蔵庫ね熟成させる「ウェットエイジングとか、「枯らし」といって枝肉のまま、冷蔵庫に保管して熟成させるものもあります。
熟成肉は手間が掛かりますから、高級肉といわれていますが、もともとは、冷蔵庫に放置された肉を食べたら美味しかったのが始まり。それを規制するのもどうかと思いますが。熟成肉が肉の主流なるのもそんなに遠くないのではと思いつつ、肉を食べて、まだまだ、現役で頑張らねばと思っています。Goto

コメント