さざ波

「重力波」って、天声人語でも平明に書けないほど、難解なんですね。
たまには、朝日の天声人語を引こう。
2/13付けです。難しいことを平明に語る。
それが新聞の鉄則だと思うのですが・・・
天声人語書写は社員の日課です。
全社員が、朝の読書よろしく、出社後思い思いに取り組みます。
継続は力と申しますが、日々の書写が人生に潤いを齎し、仕事の糧を養っています。
100年前にかのアインシュタイン先生が、その存在を予言した
「重力波」を米国の研究チームが初めて観測したとの報を・・天声人語が話題に。
私の頭では理解できない、この宇宙の謎解明を・・・
603文字で、平明に紹介してくれると勇んで読んだのですが。
さすがに、天声人語の書き人も・・重力波の説明を平明に書けないようです
英国の詩人曰く・・・酒を飲むべき理由は、五つばかり。
旨い酒があるから。
友人と一緒だから。
喉が渇いたから。
・・・そして最後には
どんな理由でもよかろう・・・・
どうも理由が五つに一つ足らないのですが・・・
そんな書き出しで「世紀の初観測」を肴に、金曜の夜、巷で杯を重ねた諸氏も多かろう・・・
重力波とは時空の歪みが「さざ波」のように宇宙を伝わる現象で
その波が、光で見えなかった宇宙の姿を見せてくれる・・・と結ぶ。
さっぱりわからない。
「さざ波」が観測できると、なぜ、宇宙の謎がわかるのか?
わかったらどうなるのか?
そんなこと語りながら・・・酒を酌み交わしているんでしょうが・・・・
その「さざ波」を平明に教えて欲しいのですが。
天声人語ですら、「重力波」を説明するのは難しいのですね。
それって、結局、宇宙の謎・・即ち神の領域に入って行くことだから・・・
平明には書けないのかと思ったりします。Goto

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