オスプレイで物資を輸送するのが、なぜ問題なのでしょうか?
なかなか地震が終息しない。難しい時期にこんなテーマも何ですが・・・
4/19の朝刊各紙・・九州大地震を伝える紙面です。
我々は、テレビのニュースか新聞の報道で
現地の事情を知るしか・・術はありません。
毎日新聞・・・「物資不足いつまで官民連携機能せず」(2・3面)
読売新聞・・・「避難所物資届かず」「米軍が支援輸送開始」(2・3面)
朝日新聞・・・「膨らむ避難所・混乱」「情報共有進まず物資滞留」(2面)
日経新聞は交通網が寸断され、物流が機能せず、企業の製造が止まり、
経済的打撃を報じています。経済紙ならではの視点です。
各紙共通するのは・・・ライフラインの確保、支援物資の早急な配備です。
政府も、すべての手を尽くし、物資を被災者に届けると大号令を発しています。
同日・・朝日新聞の4面・・・
米軍のヘリ「オスプレイ」が水、食料、簡易トイレなど・・
緊急物資輸送を始めたことに・・政治利用だと・・・報じている。
自衛隊には大型ヘリ70機ある。敢えてオスプレイが必要なのか。
「オスプレイに対する国民の恐怖感をなくすために・・慣れさせよう・・
この機会を利用するのはけしからん」との共産党書記長談話を敢えて・・・
最近、朝日と共産党は近いですねぇ
安全面に問題はないのか。日本政府と米軍は、
オスプレイの災害派遣での実績づくりを急ぎ・・安全保障上の
「必要性」と「政治的効果」を狙ったと・・批判の記事を掲載した。
そうかも知れない。でも私はこの緊急時に、オスプレイだから・・
と批判する感覚が理解できない。被災者は余震の恐怖と不安に苛まれているのです。
支援を待ち望んでいるのです。
にも拘らず、「オスプレイ」を取り上げ、右傾化だと批判する。
戦争しているんじゃないんです。
非常時です。右でも左でもない。被災者を護るために手段を選ばぬのが当然です。
記者は必死で取材しているのに・・
編集局なのか、一部の人達なのかわかりませんが・・・
同日のオピニオンのページに憲法を考える「国家緊急権」について・・・
二人の論客に・・・緊急権を憲法に付加する必要はないと語らせています。
平和を唱えることで被災者が救われると思っている人がいるのですね。
どんな感性で新聞を作っているのでしょうか。
読者に被災者支援を訴えてこそ・・だと思うのですが。Goto
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