御食国(みけつくに)

平和である為には治安が良くなければならない。
27日、大韓航空機が羽田でエンジントラブル。すわ、テロか?
警備陣に緊張が走ったことだろう。乗客乗員全員無事で何より。
異常なほどの警戒態勢を敷いた伊勢志摩サミットが無事終了。
さすが世界に冠たる治安の良い日本、その国威を改めて世界に示した。
関係各位にご苦労様でしたと慰労したい。
サミットの成果が如何程であったのかは、メディア報道の評価に任せたい。
私は私なりに日本で開催されたサミットの意義を考えてみた。
先ず・・・開催地・・三重県民がこぞってサミットを歓迎したこと。
日本人が「御食国」(みけつくに)・・伊勢志摩を再認識したこと。
「御食国」とは古代、天皇の食膳に供する海産物などを献上した国のこと。
この地方は「美(うま)し国」として神に選ばれし聖地・・
江戸時代には伊勢神宮への参拝は・・年間約500万人に及び・・
当時の人口が3000万人と言われ、6人に一人が伊勢神宮へ詣でたことになる。
世界の首脳がこの地にこぞったことは・・・神の導きであったと言えまいか。
今後は日本各地のみならず、世界中から、この聖地を訪れるであろう。
それに、国のリーダーをコロコロ変えてはいけないってことを学んだのではないか。
安倍首相以前、日替わり弁当のように毎年首相が交代した。
それでは、世界から相手にされない・・・
一度トップを選んだのであれば、少なくとも5年は代えてはならない。
でないと、事務方が安心して、議論も根回しもできない。
そのことを教えてくれたサミットでなかったか。
米大統領がサミットを利用して被爆地広島を初めて訪れた。
勿論、核兵器廃絶が、大統領の悲願が根底だが・・
恒久平和を願う、日本国民の心が引き寄せたのではと言えまいか。
平和である為には治安が良くなければならない。
私は今回のサミットの影の主役は、もてなしの心を持つ三重県民と
鉄壁の警戒態勢を敷いた警備陣だったと思う。Goto

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