蜘蛛の糸

秋花の思い、蜘蛛の不思議・・・人知などまだまだだね。
寒暖差の激しい季節です。
日の出前のウオーキング、玄関を出るときは、身震い。
途中でやっているストレッチでは、汗が。上着を着たり脱いだり・・
歩きながら、野辺に道端に民家の庭先に、今をとばかりに秋の花が咲く。
角を曲がった家から金木犀の香りが。アスファルトを破ってオシロイバナが。
垣根の脇から桔梗が顔を出し、畔にはコスモス。
駐車場の片隅に、夏の始まりに咲いた百日紅が、まだひっそりと咲いてる。
畑の溝に沿って、朽ち掛けたヒガンバナが淋しげに・・曼殊沙華とも言う。
秋も深いなぁと、見入った曼殊沙華、気がつくと・・数本に掛った蜘蛛の糸・・・
うーむ・・・何と綺麗な幾何学模様。
目をこらすと、見事な網目、その中心で蜘蛛がジッと獲物を待っている。不気味だ。
人は鳥や魚を捕るために網を作った。網は人類の画期的な発明。
蜘蛛の網は、その素材と構造を知れば知るほど複雑で、
人の網など、はるかに凌ぐ合理性がある大発明・・・
(朝日・10/14・朝刊・豊田美術館で開催されている蜘蛛の糸展から)
春に咲く花には、陽光を浴び、葉を繁らせ、実をつけるために、
可憐に咲くのだろうが、秋の花は、木枯らし舞う冬に向かい咲く・・
自然の不思議、生き物の力、人知など・・・まだまだだね。Goto
IMG_6520.JPG
10/14朝日新聞 企画展「蜘蛛の糸」より
地域みっちゃく生活情報誌®巻頭特集のご紹介
愛知県 くれよん(一宮)の巻頭特集はこちら
愛知県 Stepの巻頭特集はこちら
岐阜県 らせるの巻頭特集はこちら
福岡県 マイタウン姪浜の巻頭特集はこちら

コメント