民主主義の源・・英国はどこへ行こうとしているのか?
決めたことは、決めた日に必ず実行される。
それがこの世というものです。
英国が「民意に沿った孤立の選択」「ブレグジット」EU離脱をEUに通知。
離脱・・・離婚条件を決めるのに2年間の交渉が始まる。
2年も掛けて交渉するとなると、長すぎた春の逆で、長すぎる秋で、
スコットランドや北アイルランドは離婚を嫌い・・・独立、復縁するかも。
「民意」に従う姿勢こそが民主主義の源である。英国がその掟を破ることはあるまい。
如何に困難が予想されようが「災い転じて福となす」 のがしたたかな英国政治。
いかなる知恵をだし、離婚が英国の将来に禍根を残さず解決するのか
メイ首相の政治手腕に注目して見たい。これが政治だという手腕に。
しかし、交渉が泥沼化しても2年後には決裂で離婚成立となるのだが。
交渉の入り口が「手切れ金」・・・EUは分担金約600億ユーロ(7兆2000億円)を
払わねば、FTA(自由貿易協定)に応じないと。
EUとしては英国の分担金がなくなるのだから譲れない額だ。
時間切れ・・離婚では、英国はどの国ともFTA交渉ができなくなる。
そうなれば経済が成り立たない。世界経済への影響も大きい。
所詮、離婚は「金目(かねめ)」の話かと笑っては入られない。
ネット社会、地球は益々小さくなります。
ボーダーレス、国境も無くなりつつある時代、
世界は一つと考える時代に「移民は嫌だ」「保護貿易絶対だ」と・・・
一国至上主義に走る道を選ぶ国の苦悩を見るに付け・・・
民主主義も所詮は強欲の権化であり、
政治は利害優先であり、宗教は他教を認めず・・・
世界は暗澹たる状況にあると言うしかないのだが・・
日本の片田舎で、そんな心配しても仕方ないのだが、
せめてこの国は「自分さえよければ」が民意にならない国にならねばと思う。Goto
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