長浜曳山祭

400余年、町衆の手によって守り続けられ、ユネスコ登録。
滋賀県・長浜・米原市で発行するハッピーメディア地域みっちゃく生活情報誌
「botejako」(44,220部)、この6月号で121号・・10周年を迎えます。
読者に愛され、スポンサーに評価頂き、優秀なスタッフの頑張りで、ここまで来ました。
改めて感謝御礼申し上げます。
10年前、長浜進出を決めたのは、戦国の世・・・岐阜城主・織田信長が功労のあった
木下藤吉郎(秀吉)に報償として大名(1万石以上)の資格を与え、長浜の領主を命じました。
長浜は伊勢に北陸に、京に向かう交通の中心地。信長の天下取りに抑えねばならない要所。
そんな歴史の背景が頭の隅にあって「いずれは・・」と思い描きながら
「良し」と、10年以上前ことですが、長浜市での発行を決めました。
その時、いつの日にか・・・秀吉が戦乱で荒廃した長浜八幡宮を再興した折に始まった
「長浜曳山祭り」に行ってみたいと・・・
なんども訪れるチャンスがあったのですが。タイミングが合わなくて・・・
それが・・ご縁なんでしょうか。昨年の暮れ・・長浜商工会議所の会頭に声を掛けて頂き
・・・・10年にしてやっと、念願が叶いました。
それも関係各位のご尽力により、ユネスコ無形文化遺産に登録されて初めての年に。
「曳山祭」の全容はHPでご覧頂きたいのですが。
祭りの主役は選ばれし「男の子」・・彼らが舞台屋台で狂言を演じるのです。
12基の屋台があり、毎年4基が出番山となって、その屋台を持つ町内が、
子供を選び、歌舞伎を教え、八幡宮に奉納するお祭りです。
祭りは子供を選ぶところから始まりますが祭典行事は4/12から4/17まで。
私は14日の「夕渡り」を拝見させて頂きました。
子供役者が、舞台衣装で八幡宮から街中を練り歩きます。
その様を街中の中心地に組まれた高所で見せてもらい・・
所々で「見得を切る」その様がなんとも愛らしく、決まっています。
400有余年に曳山祭を支えて来られた、町衆の心意気に感嘆しました。
念願叶い大満足です。ご招待に感謝です。
ふと感じたのですが・・・
練り歩く先頭のお囃子隊、その先頭に女の子の笛隊が・・
そうか、このお祭りは男子の祭り、女性は脇役なんだなぁと・・・
祭典日程の最後に祭りを下支えしている女性達を慰労する催しがあれば・・
曳山祭は永遠に続くのではと・・・思いつつ・・・
すでにそんな催しがあれば、「botejako」で紹介せねば。Goto
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花の芯が残り、新芽と微妙な色合いです

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