「いつかは」を応援します。

敗けても敗けても全力で取り組む・・・
もう10年以上前になります。高知競馬にハルウララという牝馬がいました。
70戦連敗あたりから「一回ぐらいは勝とうな」そんな高知新聞の記事などで、
注目を浴びるようになり・・・全国的に大人気を博しご存知の方も・・
競馬界の至宝・武豊騎手が騎乗したり(それでも勝てませんでしたが)
馬券が当たらないのが評判になり「単勝馬券が交通事故防止の御守り」になったり
映画にもなりましたが結局は・・113戦0勝・・で姿を消しました。
人生勝ち組ばかりじゃない。敗けても敗けても出場し続ける。
頑張っても頑張ってもなかなか芽がでない。でも諦めないで、走り続ける。
そんな自分とダブらせながら、「負け組の星」を「いつかは」と信じて応援する。
それが日本人なんでしょうね。
「いつかは」で応援したくなるのは、三重県伊勢市の「英心高等学校」野球部。
春季高校野球三重県大会で「0ー91」5回コールド敗けが話題に・・・
敗戦後、監督はツイッターで「相手校・宇治山田商、最後まで手を抜かず、
点取りに来ていただき嬉しかった。選手たちは何かを掴んだ」とつぶやいた。
英心野球部は創部2年目。野球部員は9名。未経験者ばかり・・
全校生徒の半数以上が「元不登校」、野球部にも数人が(朝日新聞4/3・朝刊)
そんな彼らが「敗けても、敗けても、全力で野球」に打ち込んで行く。
「目標に向かって頑張る姿が素晴らしい」「最後まで続けた生徒たちに感動です」
そんな応援メールが殺到・・・主将は、練習試合を含め30試合未勝利・・・
「勝ったらチームや気持ちがどう変わるやろう、その答えが知りたくて、頑張ってみる」と。
月並みですが。スポーツ、それも団体競技、野球は人間を作りますね。
彼らを見続け、応援する人たちがいる限り、彼らに「いつかは」必ずくる。
伊勢市には我が社の地域みっちゃく生活情報誌「イセラ」を発行しています。
三重県では9誌・・608,021部を発行しています。(県内世帯カバー率80.5%・全戸配布)
「イセラ」は4月で78号。市民にとってなくてはならない生活情報誌に成長しています。
「イセラ」の紙面を通し、市民と共に・・英心野球部を応援し、
「いつかは」を追いかけて見たいと思います。Goto
追伸
それにしても我らがドラゴンズ。
応援しがいがありますね、負けても負けても応援します。
英心が勝つ日が早いか。ドラゴンズの最下位脱出が早いか。
今年のプロ野球の大いなる楽しみです。
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昨夜の嵐で花の芯が散り新芽だけに。                        

コメント

  1. レモンハート より:

    こんにちは。魂が奮い立つブログでした!共感しました。僕も今は負け組かもしれませんがそれでも、あきらめず、企画を立て、新メニューつくりをやり続ける。やけにならず、今度こそと願い、明るく闘う。がんばる同志が、あっちにも、こっちにも、いるようでうれしいです。