誰ですか、日本に資源ないと嘆くのは?
日本には資源がないとよく言われますが、そんなことはない。
日本が誇る海底調査の世界的団体・・海洋研究開発機構、
房総半島沖合い350キロ付近、日本の排他的経済水域内に・・・海底岩石
「コバルトリッチクラスト」が広範囲に分布していると発表した。
それも、東京23区の1,5倍の面積で、岩石の厚さは13センチ。
北西太平洋で発見されたものでは最も厚いという。
「コバルトリッチクラスト」にはレアメタルが多く含まれ、
海洋資源の貴重なひとつとして期待される。
海洋大国を標榜する国もあるが、海洋資源の開発は、四方を海に囲まれた日本が、
その先端を行く。日本に資源がないとは言わせない。
他にも貴重な資源がある。人材である。
それも中学生。将棋の藤井聡太4段。プロ棋士になって目下25連勝中。
将棋に興味を持つ小中学生が一気に増えたとか・・・
彼の才能を開花させた人たちに敬意を表したい。
スポーツ分野でも卓球。世界選手権で中高生が大活躍。卓球人口の裾野が広がる気配。
高校野球でもスーパースターが誕生。公式戦でのホームランが100本を超えた清宮選手、
世界のスラッガーになって欲しい願う。他のスポーツでも有望選手がキラ星の如くである。
東京五輪効果なのだろうが、スポーツで花開く体制が整ってきた証であろう。
人材こそ、我が国の最大の資源だと改めて思う。
資源というよりも遺産かもしれないが、
地方には先人が作った素晴らしい資源が多く残っている。
全国各地にある大仏もその一つ。日本三大仏といえば、奈良の東大寺、
鎌倉の高徳寺の石仏は有名だが。あまり知られていないがもう一つは、岐阜市にある。
金華山麓にある黄檗宗金鳳山正法寺の乾漆仏である。
乾漆とは竹を編んで籠状にした仏像を粘土で覆い、その上に経文の書かれた和紙を貼り、
漆と金箔を施して作られた日本最大の乾漆大仏(高さ13,7m)ある。
信長以降、岐阜の伝統工芸品は、和傘と提灯である。
その技術で作られた大仏である。
約200年前、大飢饉に見舞われ被害にあった住民の霊魂を弔うために
その技術が生かされた。これも隠れた重要な資源だと思う。
日本に資源がないと嘆くのは、ひょっとしたら・・・高齢者達かも知れぬ。
敢えて、高齢者のひとりとして私は言いたい。
折角生きてきたのだから、その経験をこの国の重要な資源と言われるような、
高齢者になるべきではないかと・・・Goto
コメント
この英語に関する藤掛先生の提言に、私も興味を覚えましたので、一言。
日本人と英語に関して、私も日本人の学習能力に疑問を持っているひとりです。
何故、これほどまでに日本人は英語を覚えることが苦手なのでしょう。
かく言う私は、中学から大学と英語のレベルは最低。学習能力の低い日本人の中でも、最悪の部類に属しています。
ですから、日本の英語教育のレベルをとやかく言うのはどうかと思うのでですが、私の思っていることを誰も言わないので、敢えて述べて見ます。
まず、日本語の中に英語と相容れない、致命的な原因(欠陥)が存在しているのではないか。
それを無視した英語教育を行っているため、他の一般科目では世界と同等以上の成績を上げる日本人の能力が、生かされていないのではないのか。
それから、これは私の体験で感じることですが…。
一つは、在米35年の従弟が帰国した折り、こんなことを言っていました。
従弟にはアメリカ生まれの二人の娘がいて、妻は日本人。
そのため、会話は家では日本語。娘たちが外に出れば、英語で会話。
従弟は仕事の関係上、5ヶ国語を話すのですが、実は英語も含め会話のほとんどを、頭の中で一度日本語に翻訳し、日本語で考え、その答えを5ヶ国の言葉に翻訳し直して、普段の会話をしているそうです。
ある時、従弟が娘に対して、こう質問したとのこと。
『お父さんは、前述のようにしているけど、お前たちはどうしているの?』
てっきり従弟は、娘たちは米国育ちだし、実生活で話す機会は外が多いわけだから、英語を基調とし英語で考え、日本語に翻訳して会話し、それを英語に翻訳していると思っていたとのこと。
ところが娘たちの答えは意外なもので、『そんなの簡単。日本語の時は日本語で考え日本語を話す。英語の時は英語で考え英語で話す。ただ、それだけよ。』
確かに、親子でも心の内面は判りません。
従弟は、新鮮な驚きだったと語っていました。
もう一つは、私の友人に中国人がいます。
その一人娘が、小学6年生で日本へ来て日本で学校に入り、現在は大学へ通い、今年カナダへ留学しようとしています。
彼女は中国で日本語を覚えて来日したわけでなく、日本の小学校で日本語を覚え、高校・大学と日本語の普通の試験を受けて進学しています。
その彼女も、やはり、前の米国の従弟の娘と同じで、『中国語の時は中国語で考え中国語を話す。日本語の時は日本語で考え日本語で話す。』そうですよ。
日本では、英語を学問として考えている節がありますが、ひょっとして英語教育の概念は職業訓練に近いものではないのか。
そう考えれば、藤掛先生や後藤社長の意見の行き違い(?)も、意外と簡単な結論に行き着くような気がします。
お言葉ですが、母国語が英語でない国アジア、アフリカの国民が全て英語を使えると仰る先生が理解できません。万が一、英語圏でない国で英語が使える若者が増えたとすれば、英語を使わねば生きて行けないから英語を使うのではないでしょうか。生きるってことは、英語が使えるってことと同義語に聞こえますが、それこそが、英語が自由に操れる人の奢りではないでしょうか。
昨今、正確な日本語を使えると正確な英語に変換できるアプリがネット上に登場していますが、英語が使えない日本人に対する英語支援ではないでしょうか。国際化の時代です。英語の必要性を否定する日本人はひとりもいないと思います。日本語を正確に使えば、どの国の言葉もその国の言葉しか喋れない人に正確に伝わる。それこそが先生が言われるネット社会ではないでしょうか。言葉の障壁が取り除ける時代がそこまで来ているのに、英語が使えないから、人間じゃないと仰るのにはどうも理解ができません。日本語が正確に喋れる人材の育成こそが急務と思いますが。生意気ですが。Goto
英語なんて、アメリカ人やイギリス人はどんなボンクラでも喋れるし、使える
アジアやアフリカの若者も、ヨーロッパの若者も
使える英語が、日本人だけが使えないのが、問題でしょう。
素晴らしいスポーツ選手が、英語が使えないから、世界で活躍できないのが問題でしょう。
特に地方では、政界、財界、教育界の管理職にある人が、英語音痴で、危機感を持ってないのが、問題です。
私は、いろいろやってますよ。
多くの大人の無理解と戦いながら。
先生の仰るのはごもっともです。
英語ができない若者が多い責任は、勉強しない子供たちにあるのでしょうか。であれば、英語どころか日本語での勉強もろくにしない子供をどうすれば良いのでしょうか。
世界に羽ばたく気概のある子供は自ら進んで英語を学ぶと思います。そんな気概のある子供を育てるのが大切ではないでしょうか。五郎丸もマー君も素晴らしい選手です。英語ができないからと批判の対象になりますか。私そうは思いません。英語なんて、アメリカ人やイギリス人はどんなボンクラでも喋れるし、使えるのですから。子供に英語もできるようにする、その責任と役割は我々大人にあると思いませんか。私にも先生にも。Goto
文部科学省の発表によると、日本の高校三年生で高卒目標の英検準二級書く能力で、基準を達成したのは、ゼロパーセント。
英語能力を問われないスポーツ分野なら国際的にも活躍できますが、世界へ向かってネット上で情報を発信する能力がなくては、グローバル人材にはなれません。日本は世界の他の国に比べて、グローバル人材が圧倒的に不足しています。そういう人的資源が枯渇しています。
ラグビーの五郎丸選手は、ニュージランドでもフランスでも語学力不足で日本に戻ってきました。
サッカーと違ってラグビーは、ことばによるコミュニケーションが必要だそうです。
先日もヤンキースの田中投手が解説者からちゃんと英語をおぼえろと苦情を呈されました。
こういうことをどう思われますか。