こども保険

日本の高齢者もそろそろ覚悟を決めようじゃないですか。
先頃終わった英国の総選挙。EU離脱は国民投票で決まった国民の意思。
独国・仏国を始めEU各国との離脱交渉は相当にハードになる。
後顧の憂いなきよう交渉するには、政権の安定が必要・・・
私に応分な議席を与えてとメイ首相は訴えたが、
豈図らんや・・・保守党は過半数割れの惨敗。
メイ首相にしてみれば「なんたることか」と選挙結果に唖然としただろう。
本当に離脱は国民の意思かと、疑っているに違いない。
仄聞するところ・・・メイさんご察しの通り・・
国民にしてみれば、EU離脱なんて既定路線で、もう済んだこと。
問題は、サッチャー元首相ばりに、高齢者福祉、社会保障を切り詰め・・
経済を立て直し、EU離脱に立ち向かう、その政策が気に入らないと、
高齢者が、保守党に反旗を翻したこと。
来年古希を迎える私。
英国の話だが、高齢者の横暴と申しますか。利己主義には本当に弱ったモノです。
自分たちの身に降りかかる政策となると、見境なく現実主義に走る。
これが民主主義なら、民主主義ってどうなのか?疑問符が付く。
高齢者こそが、社会を構成してきたのですから、
社会のために余生をどう生きるか。我儘を通せば社会に歪みが起こる・・
そのくらいのことはわかっているハズ・・・いや、分かっていなければ、
長く生きてきた価値がない。高齢者が考えることは・・・
次世代のために、我慢、辛抱、ボランティアではないかと私は思っています。
で、です。この3月、自民党の若手議員が「子どもが必要な保育・
教育が受けられないリスクを社会全体で支える」べきだと「子ども保険」を提言した。
中身は年金保険料に上乗せして財源を確保し「幼児教育・保育の無償化や
待機児童を解消する」そのために財政の効率化を計り、税の徴収方法を検討し、
新たな社会保険方式を考える。そして年内には結論を得るようにするとしている。
この提言、簡単ではない。税となると消費税を上げねばならない。
財政効率化を計れば、社会保障を削減せねばならない。となると、
英国と同様ですね。高齢者が黙っちゃいない。
で、新社会保険方式、年金保険料に上乗せするしか方法がない。
そうすると、企業が半額負担することになり、業界団体が・・・反対する。
企業は報酬を上げればよい。
私は、社会保障費を削減し、子ども保険に回すべきと考える。
日本の高齢者もそろそろ、子どものために、身を削る覚悟を持つべきだ。
そして、子供のために年金保険料に上乗せすべきだ.。
若手議員たちの提言を私は支持する。Goto

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