文科省

文科省特区をつくって、文科省そのものを浄化する必要があるのでは・・・
学生時代・・・ろくに勉強もしなかった私が・・・
学校を統括する文科省のことを偉そうに言うのも・・・気恥ずかしいのですが
このところの森友学園小学校建設問題や家計学園「獣医学部」新設問題に絡む・・
文科省の立ち位置を考えるに・・文科省とはいったい何を司どっているのか?
改めて検証して見たくなりました。
森友問題ですが、クローズアップされたのは、国有地の払下げで、
産業廃棄物が埋まっている土地ということで、市価から8億円近く・・
値引きして売却するとした財務省が、首相夫人のお友達である学園の理事長・・
首相に忖度しての価格設定であったかどうかが焦点になりましたが・・・
私はそれ以前に、幼稚園で教育勅語を暗唱させるような偏向思想教育をする
人物が経営する小学校設置に文科省がなぜ、認可を下ろしたのか。
その方が疑問です。
文科省設置法第3条では、文科省の仕事を次のように規定しています。
「教育の振興及び生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な
人材の育成を任務とする」・・・幼稚園から大学院まで、どのようなものにするか、
教育内容から施設の条件まできめ細かに決める権限を有しています。。
文科省に問いたい。森友学園の教育内容は設置法第3条に該当するのかと。
手続きに問題がなければ、誰がどんな教育をしようが、認可するのかと。
豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成とは、
国家転覆を教育方針に掲げても、適合条件に叶うのかと。
教科書内容が正しいかどうの「教科書検定」を実施するのも文科省です。
今では架空の話になってしまいましたが、森友小学校の使用する教科書、
果たして、文科省は問題ないと判定したのか。そこまでチェックしたのか。
それも些か疑問です。
加計学園の獣医学部の問題。
内閣府が「開設を認めよ。これは官邸の最高レベルが言っていること」と
恫喝され、渋々認可せざるを得なかったと文科省は文書を提出したのだが。
認可した以上は、その責任は文科省にあるのではないか。
でなければ、森友小学校のように認可を取り消せば良いではないか。
その曖昧さには問題はないのか。
そもそも特区とは、特定の民間が規制緩和を求め・・・政治力を持って突破する仕組みです。
なかったハズの文章が内部告発によってでてくることに私は疑問を覚えます。
同時に文科省で誰が認可の決定を下したかの文章が出てこないのが疑問です。
お叱りを覚悟で、もう一言。
昨今、大学の定員割れが起こっています。少子化が原因でしょうが、
更に少子化傾向にあります。
この責任は文科省にはないのでしょうか。
文科省は日本の教育水準を高めることが目的の省です。
国家とってなくてはならない省です。
ガバナンスが問われ、存在意義が問われるようでは・・・
文科省特区が必要ではないかと思います。Goto

コメント

  1. 風来坊☆ より:

    今年の出生数100万人割れ。将来が心配ですね。
    中堅以下の大学の定員割れ、かなり目立ちます。
    はっきり潰してほしいですね。
    日本人学生が入学しない大学は、留学生で何とか生き延びています。
    中国・韓国・ベトナム、なぜかネパールまで。
    殆どの日本人・日本人学生は知らないのですが、この留学生の殆どは私費留学生になります。
    私費留学生の授業料、どうやって払っているの…と疑問です。
    日本人学生には審査の厳しい返済が必要な奨学金が有名ですが、なんと私費留学生には、日本政府から毎月5万円強の給付(返済不要)があります。年間60万を超えます。もともと留学生の授業料は日本人学生より安くなっているので、生活面は別にすると大学への費用はタダです。長期休暇で母国に帰る渡航費・日本国内での医療費、これも日本持ちです。
    アメリカ・ハーバード大学は母国の学生より留学生はかなり高額です。
    プラス、大学には学生一人当たりに政府から援助される補助金があります。これを考えると日本人学生がかわいそうです。
    留学生を増やす政策と言っても、この国は何を考えているのか…嘆きます。