二極化

仙台の元気に触れ・・・この国は、益々東京一極集中になってしまうのではと。
JLAA(日本地域広告会社協会)の北海道・東北ブロック会議が
杜の都仙台で開催、役得で一年ぶりに参加、仙台の街を探索しました。
街中では様々なイベントが開催され、賑やか賑やか・・
「和牛の日本一コンテスト」では全国から関係者が集い。
「JAZZフェスティバル」が市内の至るところで・・・生演奏に合わせ、
老いも若きも音楽に酔いしれ、街全体が揺れている感が・・・
また、市内すべての公園ではテントを設け特産品の販売が・・・・
公共施設ではアニメに触れる催しも企画され、
街中の新築マンションの販売合戦が繰り広げられ・・・
東日本大震災から6年半・・・東北の要・仙台は元気な様相を呈しています。
ブロック会議参加の東北各県の仲間からは、新幹線は元より、
高速網が整備されるたび、ストロー現象が起こり・・・
東北経済は益々仙台一極集中が加速しているとの報告も。
その仙台も、震災復興事業が一段落、
これからが、仙台経済にとっての正念場になるのではないか。
そんな危機感も聞かれる。が、仙台経済を支えてきたのは、
大半が東京大手企業の進出による。復興事業に見通しが立てば・・・
足早に去って行くことになろう。
東北だけではない。九州も新幹線が福岡から鹿児島まで開通。
南九州自動車道が整備され、九州経済は博多一極集中が加速。
九州各県の経済は急速に博多に吸い上げられていると聞く。
最近の傾向として顕著になっているのは、その博多も・・・
東京嗜好が強まり、東京、東京へと、人の流れが向かっていること。
この夏の消費。二極化が鮮明になったと言う。(日経9/9)
長雨の影響で夏場売れるはずの飲料やエアコンが大苦戦。
だが、買い替え需要期にある耐久財の伸びは堅調であったと。
この分析がなぜ、二極化なのかピンとこないのだが・・・
そうか。天候に左右され、右往左往する商品が地方で、
ドンとして重厚な耐久財が東京と捉えれば、意味は分かる。
仙台でのイベントが一過性にならぬよう東京一極集中に抗って欲しい。
東京とその他の二極化では、如何にも淋しいから・・・Goto

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