いじめ10万件増

教師はいじめの本質と向き合わないで、報告が仕事になっているのでは・・
文科省って、大丈夫かと思うのですが。
2016年度、全国の学校で「いじめ」があったと報告された件数は
32万3808件で前年度比10万件増だったと文科省が発表した。
エッと驚きませんか。年間で10万件、40%以上もいじめ件数が増えたのです。
どうなっているんでしょうか。「いじめ」が社会問題化した結果・・
文科省が、各教育委員会に監視を強めろ・・らしきものまで、全て報告せよ。
「数が少ないと教育委員会から、強く指導があります」と・・・・
現場の教師が語るほど、徹底的に報告させた結果のようです。
文科省「けんかも含めて報告せよ」・・1人が4人をいじめた場合
「4件」と数えるよう、教育委員会に指示をだしているようです。
数字を把握することが、いじめに対処していることだと思っている。
如何にも官僚的ですね。
こんなバカな指導は、本質である「いじめ対策」に対処するよりも
報告するのが教師の仕事になってしまう。それが教師現場だとすれば、如何にもである。
16年度の生徒の自殺者は244人(文科相調べ)で、過去最高にどう応えるのか。
一方では・・警視庁統計では348人、学校が把握できない自殺者が100人を超す。
原因も学校でのいじめとは限らない。自殺者の背景を追うと・・
家庭不和、進路問題が最も多く、いじめとは限らない。不明が半数以上もある。
全てを学校の責任にすることの方が問題ではないか。
子供といえども、単純ではない。いじめを把握すれば全ての解決に繋がるなどと、
世間の風潮に流され、学校に責任を・・・文科省が押し付けるかのような調査はよろしくない。
子供が自殺をしようなどと思う時、突発的もあるかも知れないが、
何らかの情報を発信するはずだ、それをキャッチするのは、まず親でしょう。
友達でしょう。であれば、いじめの責任は学校ではなく、勿論自治体でもない。
親にあるのではないか。
文科省も本来はそう思っているのだが、そうは言えない世の中の風潮に、
学校での調査を強めさせるとするならば、文科省大丈夫かと申し上げたい。
学校では、子供が集団生活するのです。いじめっ子もいれば、いじられっ子もいます。
世の中とは、いや人間社会とは、いや、全ての生物とは、
様々な試練と向き合って生き延びていくものです。
私が楽観的なのかも知れないが、余りにもいじめ問題に意識過剰ではないか。
その結果が文科省指導での10万件ものいじめの増加・・・
メディアもそんなにいじめ、いじめと問題にする方が、問題だと思うのだが。Goto

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