新聞を読み比べてみますと、記者会見での受け取り方がこうも違うものです。
トランプ大統領来日でメディアの関心が薄れてしまいましたが・・・
第4次安倍内閣が発足した1日の夜・・
安倍首相は、記者会見に臨み・・・アベノミクス3本の矢を放ち続けると、
経済成長路線を間断なく推し進める方針を・・・
教育の無償化などを盛り込んだ「全世代型」の社会保障実現に向け、
2兆円規模の政策を近々にまとめる。そして、憲法改正にも言及・・
自民党案を国会に提出「国会での議論、国民的な理解を深め、
国民的議論を活性化させたい」と改正への意欲を表明した。
翌日の新聞一面。新聞社によって、こんなに見出しが違うのかと、びっくり。
日経・・・「生産性・人づくり革命」を車の両輪に・・・安倍内閣発足
日経らしいですね。
毎日・・・改憲議論呼びかけ・・・安倍内閣発足・・・
毎日は護憲新聞、改憲に舵を切るのが不安なんですねぇ。
朝日・・・首相、改憲議論加速の考え・・・安倍内閣発足。
朝日はスケジュールありきではない・・・どう議論するかが重要
との首相の発言が嘘だと言いたい。何としても改憲を阻止したいんですねぇ。
読売・・・首相、少子化対策に重点・・・安倍内閣発足。
読売は 衆議院選の目玉にした少子高齢化への対応を最優先にすべきと・・・
どの切り口で、会見の内容を記事にするのかで、
こんなにも、見出しが違うのです。一つの新聞を読んでいるだけでは・・
新聞社の意図がなかなかわかりませんが読み比べるとよくわかります。
読売・・・安倍政権・・謙虚に。
毎日・・・安倍1強・・慎重に船出・・・「謙虚で丁寧な説明」には疑問符。
朝日・・・謙虚というなら行動で示せ。(社説で)
日経・・・謙虚な姿勢で真摯な姿勢で政権運営に当たると強調したと。
謙虚な姿勢といっただけでも・・・このくらい受け取り方が違います。
謙虚って、どんな意味なんでしょうか。
謙は「へりくだる」・・・相手を敬う。
虚は「空っぽ」・・・悪心を持たない。
控え目で無に帰し人に接するってことです。
すなわち、自分なんて、大したことなどないと奢らないこと。
自分の能力、地位などに奢ることなく、素直な態度で人に接することです。
権力者が、謙虚な姿勢で人に接することができれば、名宰相です。
でも、衆院で3分の2以上の議席を持ったのです。謙虚な姿勢など中途半端です。
願わくば、神のように深く敬い仕える様をいう敬虔たれと申し上げたい。
もちろん、この神は主権である国民のはずですが。Goto
敬虔たれ・・・
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