拝観料値上げラッシュ

神・仏の御加護がありますように・・・・
今月初め、東海北陸道を抜け、飛騨高山に行って来ました。
気温が急速に下がった翌日だった加減でしょうか。
それはそれは、紅葉が見頃、綺麗でした。神のご加護があったのでしょう。
初冬です。ふるさと岐阜にデンと構える・・国盗りの山、金華山も・・
飛騨路に遅れること三週間あまり・・・(冬将軍が到来していますが)
秋山、明浄にして装うが如く・・・すっかり色づきました。
この連休が京都などは秋の深まりを訪ねるに適している頃合いかも知れません。
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」・・・
名刹を拝観・・「モノの哀れ」を感じ、日本人の心を磨くも良いのでは・・・
(もう寒いですかねぇ)
で、チョッピリ驚いた記事(朝日11/14)です。
法隆寺って、拝観料・・幾らかご存知ですか。
西院伽藍、東院伽藍、大宝蔵院共通で大人一人1500円。子供(小学生)750円。
2年前に1000円から、500円値上げされました。
(理由は文化財の維持費高騰と修学旅行生の減だとか、それにしても30%以上の値上げとは)
京都の名刹清水寺も28年ぶりだそうですが、大人300円から400円に。
年末になると、今年の漢字が揮毫されるあの清水寺です。
国宝や国の重要文化財の建物9棟が修理中で、予算は40億円掛かるからだと。
(うち55%は国から補助がでるそうですが)
そもそも大寺院は、江戸時代までは領地からの寄進で賄っていたそうです。
檀家がなく、文化財を多く抱えるのです、拝観料がなければ維持ができない。
値上げも仕方がない・・・・
それも分かりますが、宗教法人は特別優遇制度で課税対象外です。
公益性が高いのが理由です。なぜ、拝観料を値上げするのか、であれば・・・
財務を透明にすることが肝要ではないでしょうか。
それと、名刹には外国人の観光客が多く訪れます。
彼らが、日本の大寺院を拝観して、決して高いと思わないほどに、
磨きを掛けて欲しいモノです。神・仏のご加護あるように。Goto

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