チャンスと捉えるのか、それとも成り行きに任せるのか・・・
景気は良いのですよねぇ。きっと、いや必ず・・・
そう思うしかないデータが日銀から発表されました。
日銀短観・・・景況感5期連続で改善・・11年ぶり高水準に。
釈迦に説法ですが、おさらいです。
短観とは日銀が実施する全国企業短期経済観測調査のことで、
日銀が景気動向を把握するため、全国約1万社を対象に、
3ヶ月ごとに実施しているアンケート調査です。
企業経営者の心理や事業計画を示す経済統計で、
大企業製造業の業況判断は景気の現状を把握する指標として注目される。
それなりに・・・なんていうと叱られそうですが。
全国1万社の企業トップが日銀の問いに、景気が良いと回答した割合から・・・
悪いと回答した割合を引いての結果です。良いが圧倒的に・・・
世の中は好調な世界経済や雇用環境の改善を背景に
国内景気の拡大基調が続いているってことです。
これだけ長期に渡り、企業トップが景況感を持っているのです。
当初は輸出産業などの大企業が恩恵を受け・・・徐々に中小企業に、
中央から地方へと景況感回復の裾野は広がっていると言えるのではないでしょうか。
さすがに、安倍政権に批判的な全国紙も・・このデータには逆らっていません。
敢えて申せば、人手不足感が強まっていることが疑念材料とされているが、
賃上げ以外に解決の方法はなく、2018年もこの景況感が維持されるなら、
政府の目論見通り、来春の春闘は大幅な賃上げが実施されるだろう。
そうなれば、個人の財布が緩み、景況感は地方にも・・・
希望的観測ではない。
そうなるように、政府が施策を講じているのだから、そうなっているのです。
経済は生き物です。いつ何時、どんな災難が襲ってくるかは分かりませんが。
頭の隅にはいつも危機感を抱きながら・・・
地方に広がる景況感をどのように持続可能な状態に持ち込むのか。
あるいは、ここぞとばかりに、未来への投資や布石を打つのか・・
ここが、思案と行動の境目ではないかと思う。Goto
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