難しいことを易しく

朝日新聞って・・二流か?ABC予想とは・・・整数論の難問で整数aと整数bの和が・・・・・
今日は晦日。2017年も今日と明日で終わりです。
この1年、思いつくまま、気の向くまま綴ったこのブログに
お付き合い頂き誠にありがとうございました。
我が社のHPに掲載するブログです。できるだけ私的なことを避け・・・
新聞命(しんぶんいのち)の私が、新聞から拾った話題をテーマに
新聞は素晴らしい「新聞を読みましょう」の視点から私なりの考えを述べてきました。
果たして、その思いは上手く伝わっているのか?
三流の人は「易しいことを難しく説明す」と申します。
簡易なことを勝手に捻って、難しくしてはいないのか。
独りよがりになってはいないか。赤面しながら363回を読み返しています。
三流が独りよがりなら。二流はどうか。
池上彰さんが、朝日に毎月掲載する「新聞ななめ読み」(12/22付)で、
12/16付の朝日一面トップ記事に、こんな暇ネタ(ニュースがない時使う記事)を扱うとは・・
「読者がみんな理解できなくてもニュースだと思えば報じればよい」
そんな奢った姿勢で記事を掲載すれば紙面は独りよがりなる。
新聞の生命が絶たれると苦言を呈しています。
二流の人は「難しいことを難しく説明する」・・暇ネタの内容です。
池上さんさえ「なるほど、そういうことか・・などとは言えません。
何のこっちゃ、です。これは果たしてニュースか」と・・・さすがにお怒りです。
東大教授・数学の超難問ABC予想「証明」・・・5段抜き大見出しです。
まるで数学分野でのノーベル賞受賞扱いです。
リード「積年、世界数学者を悩ませた数学の超難問「ABC予想」を証明した論文が、
国際的な数学の専門雑誌に掲載される見通しとなった」
ABC予想って何?広告屋的には、新聞、雑誌の発行部数を詐われないよう、
ABC協会と言う団体があって、監視している話になるのですが・・・
数学のABC予想とは整数の性質を研究する「整数論」の難問で85年に提示された。
整数aと整数bの和がcのときに成立する特別な関係を示す・・・・・
おいおい、読者を舐めとるんかいな。誰が理解できるちゅんやと、
池上さんならずも、真面目な読者も怒るでしょ・・・
理解できない読者がアホや。と言う朝日の姿勢をこれほど如実に示す、
紙面はないですね。
一流の人は「難しいことを易しく説明する」・・・
天下の朝日は決して一流新聞ではないとの実証だといえるのではないでしょうか。
朝日が二流なら、私のブログが三流でも・・・などとは思いませんが・・・・
来年からは、難しいことも易しいことも、楽しく上機嫌な気分に
なって頂けるようなブログに・・・そんな決意の晦日です。Goto

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