横丁ブーム

飲食店が地域活性化の主役ではないか。
もう何年なるだろうか。地方の商店街がシャッター通りと言われるようになって。
我がふるさと岐阜も1960年から70年代・・・一世を風靡した歓楽街、
柳ヶ瀬も例外ではない。
なぜ、なのか。などと今更・・論じても仕方がないのだが。
凋落の理由は簡単である。そこに(商店街)に行ってまで買いたいモノ、
欲しいモノがないからである。実にシンプルな話ではないか。
岐阜市民が、いや近在の人たちが・・柳ヶ瀬まで、足を運ぶには・・
そこに目新しいモノ、あるいはそこにしかないモノがなければならない、
道理である。先日驚いたのだが、知人の祝い事に・・ネクタイでもと、
柳ヶ瀬に向ったのだが・・・柳ヶ瀬にはインポートモノの・・
ネクタイが売っていない。(百貨店にも)
これでは、JRで20分。名古屋まで、行くしかない。
そんな柳ヶ瀬だが、それでもシャッターが開いている店がある。
「飲食店」である。人は必ず「腹が減る」・・・リーズナブルで美味しい、
個性のある飲食店は、繁盛している。
最近の飲食店・・「横丁」がトレンドである。(日経夕刊・くらしナビ)
都会の駅近く。ビル全体が横丁なっていて、複数の小型店が立ち並ぶスタイルで、
経営は全ての店が同じ経営者(ここが味噌)。誰でもが気楽に入れ、カウンターに座り・・
サクッと飲んで食べ・・ワイワイやって・・帰る・・
雰囲気は昭和の香りが漂い・・・暖簾を分ければ
壁に「男はつらいよ」ポスターなどが貼られ、BGMは昭和の歌謡曲が・・
「様々な日本食を一度に食べれ、日本酒の種類も豊富、それに明朗会計」
クチコミで評判になって外国人客が来店半数と言う横丁も・・・・
都会でブームの横丁だが、最近は地方へ広がり・・
宮崎では「宮崎の食材を盛り込んだ14店が店を連ねる横丁」が大人気。
他にも山梨の甲府市内、静岡のゴールデン横丁、小樽「おたる屋台ロマン横丁」
などが・・・鹿児島市、大分、石川でもオープンが予定されているそうな。
「横丁ブーム」が地方のシャッター通り救うのか。
興味をそそるところだが・・・はっきり言えることは、
飲食店が地域活性化のキーワードであるってことだ。Goto

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