ドクターカー

救える命はどんなことをしてでも救う。
命に値段はない。どれだけのコストを掛けても守らねばならない。
住民の命と安全を守るのは自治体の使命である。
そのためにやれることは何でもやる、自治体にはその覚悟が求められる。
新年度から・・岐阜市消防本部では、岐阜大学病院の高次救命治療センターと組んで
「ドクターカー」の運用を始めた。
通常のドクターカーは消防からの要請を受けて医療機関から出動するのだが、
この仕組みは、消防本部に医師と看護婦が常駐・・通信司令室に詰める。
・・・(午後1時半から9時半の間)(午後2時と同7時交通事故による重症者発生が多い)
医師が自ら119番の内容を聞いて出動の必要性を判断した場合、
消防隊員が運転するドクターカーに乗って現場に急行・・
迅速な救命救急治療にあたる・・・・全国的にも初めての取り組み。
従来、事故発生、救急隊が現場に急行。到着から病院の医師に患者を託すまで、
平均30分かかったが、この方式だと、医師による治療開始が20分程度早まる。
前岐阜大学付属病院長は「1分遅れることで失われる命がある。消防と協力し、
多くの命を救いたい」と語る。
「ドクターカー」の出動範囲は岐阜市消防本部から15キロ圏内4市1町。
1日の出動回数は7・8回を想定。年間の事業費は医師らの人件費など約5000万円・・・
大学病院と自治体、そして消防本部の「救える命は何としても救う」・・・・
その覚悟に敬意を表したい。Goto

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