e-コマースが拡大すれば、リアルを求める人も増加する。
久々に街(モール内)の本屋さんをゆっくり探索した。
見事に整理され、楽しい時間を過ごし・・・ちょっぴり散財してしまった。
最近は、大概は新聞の書籍紹介と広告で知り、ネットで購入していましたので。
土曜の午後だったせいもあるのでしょうか。
スーパーの廉価日のようで、レジに購入者が並ぶ・・・・
待ち時間に可愛い文具が目にとまり、孫にと・・・手を伸ばしたり。
工夫を凝らした店内に、街の本屋さんもなかなかやるじゃないか・・などと。
驚いたのは、館内マイクで、「お求めの本が見つからない場合は店員にお尋ね下さい」と
アナウンスが、頻繁に。思わず・・・・こんな傾向の本を・・と声を掛けてみました。
するとどうでしょうか。思いの場所に。それだけではない、
こんなものもと、別のジャンルからも、手元に。感動でした。
優秀な店員なんですね。彼らは本が根っから好き。そんな彼らが本屋大賞を選ぶんですね。
最近発表された大賞はちょっと、若い人向き過ぎて手がでませんが。
街の本屋さんが元気になるってことは良いことですね。
米国の話です。なんでもかんでも業界を破壊しているアマゾン・・
金融機関の強みである決裁や送金にも参入するようです。
アマゾンが最初にぶち壊したのが書店。四半世紀で焼け野原。
米国書店協会によりますと、協会に加盟する書店数が、
09年の1651店から17年には2321店に40%増加。復活の兆しがでてきたと。
地域のアイデンティティーを重視する「地域主義」の高まりの中で、
コミュニティーをまとめ上げるハブとして本屋さんが機能し始めているそうな。
米国と日本の書店では、事情が違うので、参考にはならないかも知れないが、
e-コマースが拡大すればするほどにリアルの体験を求める人が増えるのも一つの傾向。
人口減少の波が地方を席巻しつつあるが、一方では「地域主義」が台頭している。
我が社のハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌の役割に、リアルの復活が
あるのではないか。久々に尋ねた街の本屋さんでそんなことを感じた。Goto
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