虐待防止、青少年の健全な育成、地域の力で・・・
地域の人が、その地域の児童、生徒たちをよく観察して・・・
この子の笑顔が素敵だ、だからスマイル賞を差し上げたい。
あの子はいつも、弟や妹の面倒を見ながら登校するから勤労賞を。
誰にでも親切にできるあの子は・・・そうだね。親切賞。
歌がとっても上手いから、特技賞だね。縄跳び、二重飛びが凄いから体育賞。
そうそう、あの子はお片付けができるから、整理賞だね。
両親の言い付けをよく聞くから、家族賞をあげよう。
教師や地域の住民が、児童、生徒の優れた人間性や能力、社会性などを
地域社会の中で発見し、特別の委員会を作って審査、首長に内申、
表彰状とメダルを授与し表彰する。そんな条例があることご存知ですか。
正確には「市町村児童・生徒表彰に関する条例」・・通称「子ほめ条例」です。
ゆとり教育の一環としてスタート、2002年には13の市町村で制定されました。
全国化していないのは残念ですが、地域で青少年を育成するのは、
地方公共団体の重要な施策です。
昨今、親による虐待が社会問題化しています。児童相談所の役割が問われています。
しかし、行政、相談所、警察、学校など、いかに注視しても、
その実態はなかなか把握できるモノではありませんが、
人間関係がいくら希薄になったと言えども、日本はムラ社会です。
地域の人たちがお互いに監視しあえば、大概の情報は入手できます。
取り分け、超高齢社会です。地域の高齢者が見回り隊を担えば、虐待は防げるのではと、
思います。こう言うと、個人情報が・・・なんて、すぐに問題視されますが。
そこはそこ。知恵を出せば良いのではと思います。
最近、全国的に若い優秀な首長が誕生しています。
我が岐阜市も38歳の青年市長が、子供教育の重要性を訴え当選しました。
岐阜市とは申しませんが、首長と議員が一体となって、
「子どもほめ条例」を制定して、子どもの健全な成長に、
地域をあげて取り組むのも重要は施策だと思います。Goto
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