新聞広告100選展

あなたも横浜のニュースパークで新聞広告の真髄に触れて見ませんか。
「広告は時代を映す鏡」・・・取り分け新聞広告はその時代を切り取ります。
新商品の紹介から、企業メッセージを伝えるものまで・・
日本という社会の歴史そのものであります。・・・いや、ありましたとでも言うべきか。
新聞に元気がなくなると同時に、広告が減少。
新聞から広告がなくなれば、新聞もなくなるかもしれない。
それって、まずいんじゃないの。
広告が生活者への幸福の手紙であるならば、
ちゃんと効きめのある、人の心に触れる表現力があれば、新聞広告って復活するはず。
広告を手掛ける・・・制作者と企業の情熱があれば広告は必ずよみがえる。
生かすも殺すも表現次第なんだ。
もういちど一枚の新聞紙の力を、クリエイティブの力を、
新聞広告の価値をたしかめたい・・・そんな熱き思いの・・新聞広告一筋で・・
40年間新聞広告を作り続けてきた稀代のアートディレクター副田高行氏の
新聞広告100選を・・横浜にある新聞博物館・・
いや、今はニュースパークって言うんです・・・で見てきました。
私に懐古趣味はありませんが、
展示されている新聞広告を1ページごと、丁寧に見て行きますと、
本当に不思議ですね。この広告、そうだ見たことがある・・・
その時、こんな事があったと、自分の人生に照らせ合わせることでき、
その時代にタイムスリップした感がありました。
広告の力、新聞広告の力って、凄いなぁと改めて思いました。
新聞広告には・・その時代を生き抜いた人たちの琴線に触れてきたのだ。
・そこに新聞広告の価値があるのだと知りました。
副田氏は言う。広告の名作は、お正月の新聞広告から生まれたと。
その通りだと思います。私は今も、2018年の新年、初刊号(1/1)次刊号(1/3)を
机の上においています。そして時々ページを捲ります。広告を学ぶためです。
でも、と言えば叱られるかも知れませんが・・・
副田氏の作った「新聞100選」のような、クリエイターがコピーライターが、
デザイナーが、スポンサーと丁々発止、激論を交わして、作り上げたような、
情熱溢れ、踊るような紙面が少ないです。
売れんかな。買わんかなの即物的と申しますか、殺伐とした広告が支配しています。
それが時代の流れですから、それはそれで良いのでしょうが。
副田氏の言うように、新聞広告の頽廃が、新聞を弱くしている要因ならば、
その責任は、我々新聞広告を扱う広告会社にもあるのではと思います。
時間があれば、あなたもぜひ、横浜のニュースパークに足をはこんで、
新聞広告の真髄に触れてみませんか、時代が見えてきますから。Goto
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