風評被害

ソーシャルメディアの信ぴょう性を確かめるのは難しいが……
北海道の友人から。札幌市内は平常ですよ。
市内の一部、液状化被害が出たことは報道の通りですが。
停電も地震発生から二日で回復、街にはなんの混乱もありません。
あるとすれば、観光客のキャンセルが相次ぎ、ホテルの50万室が
急遽キャンセルになって大打撃を受けていることですと現状の報告が。
北海道の経済は第一次産業の他は観光産業が支えます。
北海道では震度7を観測した地震直後から、
根拠のない誤情報が交流サイトや無料アプリを中心に拡散、
被害者に多大の不安を与えました。今は落ち着いているそうですが。
自衛隊の情報として「数時間後に大地震が来る」とか
「大規模な断水が始まる」などの情報が流され、札幌市や函館市、
帯広市などもHPやSNSで誤報に注意してと、喚起せざるを得ない事態が続いたとか。
政党公式アカウントまで、旭川事務所の情報として、
「石狩川浄水場の自家発電が故障してこのままだと市内の7割が断水する」と
つぶやき、「デマ情報でした。お詫びします。混乱させて大変申し訳ありません」と
謝罪し、投稿を削除する事態も発生。
「災害時です。混乱して悪意のないデマも出回るのですが、
現実には被災地の情報が刻々と変わるため、デマかどうかを見極めるのは難しい。
情報を得たら、本当はどうか、発信元が信頼できるかどうか、確かめる余裕を持って」と、
ソーシャルメディアの専門家はいう。
事態は緊迫、そんな悠長なことは言ってられないかもしれないが、
日本人の日本人たる所以は、混乱な状態でも、
冷静に回りを見渡し、相互が助け合うことで秩序を守ってきたことにある。
ソーシャルメディアを否定するつもりはないが、
意図的にフェイク情報を流す輩を許すことは、国の秩序を破壊することになる。
ネットは発信元を突き詰めることができる。怒りを持って糾弾すべきだと思う。
北海道は元気です。風評被害を信じて北海道観光を即座に中止せず、
再度計画を立て、秋の北の大地を堪能して欲しいと願うばかりです。
私も、近々に北海道に行きます。
滝川市に続き、旭川市に営業拠点を開設しましたので。Goto

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