終わりの始まり

安倍首相、自民党総裁3選、長期政権だからこそ、やって欲しい。
ブログが長い。簡潔に書けと、お叱りを受けました。
そう言われても、取り上げるテーマが簡単ではないので……
なんてブツブツ言いながら、安倍首相、自民党総裁選、3選の話を。
新聞4紙、総裁選から一夜明けた朝刊社説の見出しを並べて見ます。
読売、長期的課題で着実な成果を。信頼回復へ謙虚な姿勢で臨め。
毎日、本質突いた「正直、公正」。独善的な姿勢から決別を。
朝日、「権力」への自省欠く。安倍1強の限界明らかだ。
日経、政策の優先順位考えよ。将来世代への責任果たす3年に。
言いたいことは、党員票が55%にとどまった。
残り3年間謙虚にやれ、でないと、来年の参院選で国民全体の厳しい審判を受ける。
優先順位を間違えてはいけないと、述べるにとどまっている。物足りない。
私としては、6年間を振り返えるのではなく、残りの任期3年間を
「終わりの始まり」と捉え、何をやるか、やらねばならないかを
前向きに論じて欲しかった。こんな風には論じられないのか。
アベノミクス、第三の矢である経済成長のため、具体的に何をやるのか。
円安による輸出企業の成長だけでは、日本経済の実力がついたことにはならぬ。
高い求人倍率が示すのは、企業の成長意欲。そこを助長させるには、
労働力の供給しかない。「静かなる革命」と言われる外国人労働力の規制緩和を
なぜ論じ、提案しないのか。メディアの役割ではないか。
社会保障改革もそうです。財政を再建しなければ、超高齢化を迎え、
社会保障が維持できないのが現状です。であれば、長期政権であるからこそ、
国民に負担を強いることを厭うなと、論じるべきではないか。大変だとしか触れていない。
外交もそうです。ロシアとの平和条約。プーチン大統領の年内に条約締結を、
そのくせ球に、四島返還ありき一辺倒では、何も解決しない。
長期政権だからこそ。打ち返してはどうかと、なぜ論じないのか。
中国ともそうです。貿易摩擦覚悟で自国主義を貫く米国と中国は関係が悪化している。
中国とのパイプを深め、関係改善に努める。これも3年間の任期があればこそ、
できることではないか。北朝鮮もしかり、安倍首相の訪朝を促すのも、
メディアの役目ではないか。
憲法改正もそうです。安倍首相はやると言っているのですから。
反対なら反対の論陣を張れば良い。それがメディアというものです。
如何にも社説に覇気がない。国を憂うハートを感じない。
安倍首相の3選は明治以降、最長の政権が約束されたのです。
メディアはこの政権の6年間を批判するのではなく。及び腰で論じるのではなく、
「終わりの始まり」として建設的な政策提案をすべきではないか。
それを当選の翌日に語らずして、なんのメディアかと思うのですが。
やっぱり、長いブログですね。Goto

コメント

  1. Goto より:

    ありがとうございます。
    でも、長いと言われるのは面白くないのと、
    同義語です。
    精進します。変わらぬご指導願います。
    Goto

  2. 藤掛庄市 より:

    長くなってもかまいません。言いたいことは、全部言ったらいいですよ。