「朝日のおわびします」って、相棒の木下右京さん、それとも本質が見えない嫌な奴。
重箱に盛ったお正月のおせち。四隅に残った料理を楊枝でつついて食べるようような、
余計なことや、つまらないことばかりに神経使う
こせこせした、いやらしい態度をあらわすこと。
別な視点で言えば、本質が見えず、どうでもよいようなものばかり取り上げて、
こまごまと煩くいう。本質が見えていない些細なことを詮索したがる人を
なじり揶揄することをいう。「重箱の隅をつつく人」の意味です。
何とも酷くていやらしい奴ですね。でも果たしてそうでしょうか。
重箱の隅に本質が隠れていることはないでしょうか。
例えば朝日テレビの長寿番組「相棒」主演の水谷豊さん演じる木下右京さん、
事件現場で関係者に「一ついいですか」「細かいことが気になる嫌な性分ですので」と
必ず聴きます。それが事件の鍵を解く決めてになります。
右京さんって、まさしく……「重箱の隅をつついて」いるのではないですか。
前置きが長くなりました。
「重箱の隅をつつく」話ですが。難事件を解決する右京さんなのか、
それともこせこせした嫌な奴なのか、ご判断はあなたが。
ちょっと古い話です。1/28付、朝日の夕刊に「訂正して、おわびします」との囲み記事が。
お詫びは2件です。25日付1面のイオンモールでの取引実態の調査に関する記事で、
小売業者の「62%」が利用料に不満があると回答した、とあるのは「38%」の誤りでした。
また、小売業者の「85%」が決済方法に不満があると回答した、とあるのは
「15%」の誤りでした。データを取り違えました。とのお詫び記事です。
これって、厚労省の「毎月勤労統計」データ誤認とどこが違うのか。
どちらも、一方は意図的にアベノミクスで賃金が上がっていると操作したかった。
このデータ取り違えも「小売業者」が現状に不満があると、問題を過大化させたいとの
思いが働いた記事で意図的にそうしたのではないでしょうか。
もう一つは25日付、映画面「メリー・ポピンズ リターンズに主演
エミリー・ブラントの記事でブラントさんの出演作「プラダを来た悪魔」とあるのは
「プラダを着た悪魔」の誤りでした。入力時に間違え、確認が不十分でした。
如何にも単純な入力ミスで済まそうとしていますが。
高級ブランド「プラダ」に対する偏見が根底にあったのではないか。
勘繰り過ぎなら、朝日の校閲部もこんなミスを犯すようでは、
焼きが回ったのか、それとも嫌々仕事しているのか。甚だ疑問です。
どうですか。この朝日の「訂正して、おわびします」
右京さんですか、それとも重箱の隅をつつく嫌な奴ですか。Goto
追伸
時代を鋭く切りとり、時代を読み込み、そして、時代を創造した
官僚出身でありながら、稀代の思想家・堺屋太一さんの
ご冥福をお祈り致します。合掌。
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