ミリ波帯に着目した無線技術が時代を切り開く。
会議をテレビでやるのは普通になりました。
しかし、電波環境のせいなのか、システムなのか、それともコストか、
原因は色々ありますが、どうしても、送受信のタイムラグが気になります。
次世代通信規格「5G」が注目されいます。
4Gとどこが違うかと申しますと。実行速度が現行の通信規格と比べ、
100倍の超高速通信が可能なるってことで、
高精細な動画や大量のデータが今の100倍送れます。
テレビ会議のタイムラグなんてありえない。
通信の遅れなんて発生しない。大量のデータを一気に送ることもでき、
更には1平方キロあたり100万台までの機器接続が可能になります。
現行の通信速度の100倍ですよ。「5Gはあらゆる産業を一変する」と言われています。
具体的には、企業のデジタル化を支える社会インフラになるからです。
タイムラグが生じないのです。自動運転や遠隔医療、建機などの遠隔操作が可能になります。
人工知能(AI)が頭脳とすれば、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」が視覚や
触覚などの第五感。だとすれば5Gは五感を頭脳に伝える高性能な神経網の役割です。
今や企業はデータを駆使したデジタル化の取り組みを怠れば生き残れない時代。
高精細な映像や大容量のデータを瞬時に伝送、それを業務効率化に生かせる5G……
この価値をいち早く利用したところが時代を制することになります。
その意味でも、2019年は「5G元年」と呼べるのではないでしょうか。
でです。飛行機がなぜ、あの重い機体で空を飛ぶのかを、考えても仕方ない。
飛行機をいかに利用して、社会生活を豊かにするかを考えるべきなのですが。
そもそも、5Gとは……をちょっとだけ、かじってみたい。
無線技術のことで。データを送受信する1つの電波を最大400メガヘルツ幅まで広げた技術。
携帯電話は電波を使って送受信しています。利用する電波は道路幅のようなモノで、
幅を広げれば、一気にデータが送れます。幅が2倍になれば、速度も2倍になります。
5Gはモバイル通信で使われてこなかった「ミリ波帯」という高い周波数帯を活用しました。
ミリ波帯は電波の空きも多いが、遠くまで飛ばないという欠点があります。
マッシブ・マイモと呼ばれるアンテナ技術が開発され、遠くに飛ばすことが可能となり、
欠点を補うことができました。
やっぱり難しいですね。(書いてる私も整理するに頭が痛い)
でも、5Gには今後の国家の命運を左右する力があることは確かです。
IT革命にも第4次産業革命といわれるAIにもIoTにも米中韓などの後塵を配している
日本が乗り遅れるわけにはいきません。
分からないなどというトンチンカンな政治家には、沈黙していてもらい、
規制権限を振りかざす官僚にも邪魔しないよう願い……ここは一番、
やる気の企業には、ドンドン研究開発に参入、世界を先駆けて欲しいと願います。Goto
コメント