新潟・魚沼産「コシヒカリ」特A復帰に歓喜の声が。
私は原則、炭水化物は摂取しません。
ということは基本的には「コメ」を食べないってことです。
でも、ダイエットしたいからではありません。
この40年私の体重は73キロ前後で変わらないからです。
貧乏性だからでしょうか「コメ」でお腹を膨した時代が長かったせいか、
できれば、腹いっぱいになるなら、「コメ」じゃなくて、野菜とか副食でと、
思っていたのが、いつの間にか、コメとかパンを食べなくなったようです。
でも、最近は昼食を簡易に済ませたいと、コンビニのうどんや蕎麦を啜ることもあります。
コメ農家にしてみれば、主生産のコメやムギを食べない、若者は、
私と同じろくでなしですね。日本人はちゃんと「コメ」を食べろ。ですね。
日本穀物検定協会が2018年産の「コメ」の食味ランキングを発表しました。
出品数は154で「こりゃ美味い」と大方の消費者が「納得する」コメには
「特A」のランキングが与えられます。
「コメ」の食味ランキングは減反政策が本格化した頃、良質なコメを普及させ、
消費を喚起する目的もあり、1971年産から始まった。
ランキングは、全国のJAや自治体の要請をもとに協会がコメを購入、
総勢100人のエキスパートが基準となるコメを食べ比べ「香りやねばり」など
6項目を判断する。評価は5段階で最高位の特Aだとスーパーなどで表示される。
特Aは米作り農家の勲章。気象環境に左右されるコメ作り。品質を保つ期間の
刈り取りを考案したり、食味に関わる土壌づくりを惜しまぬ方針を貫いたり、
タンパク質含有量を重視して一定基準の商品でないと流通させないとか、
「これぞ日本のコメづくり」と世界が認める、地道で徹底した努力が重ねられている。
で、2018年産の「特A」称号は出品全体の3分の1が獲得。
1989年特A基準が創設されてから28年間連続で取得し、去年初めて陥落した
新潟・魚沼産コシヒカリが特Aに復帰、関係者は歓喜に沸いた。(日経)
初出品では山形産「雪若丸」、岩手県中地区の「銀河のしずく」がともに初特Aに
輝いた。関係者の努力に敬意を表したい。
しかし、コメの消費量は「ブランド米」評価とは別に市場規模は増えていないと、
関係者は嘆く。一方では中食、外食が求める手頃な価格帯が不足しているという。
ランキング競争が白熱するのと裏腹に需給のバランスが整わないまま、
コメ離れが進行するようでは、本末転倒にならないかとの不安の声も聞かれるが、
高品質のコメづくりを目指すことこそ、日本農業の柱であって良いと思う。
コメは食べないなんていう私、反省です。今日の昼はコンビニの「特A米」の
おにぎりにします。Goto
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