大人のひきこもり

真面目に働く人をいちばん大切にする国でなければ
私が冷たい人間なのか、それとも、一生懸命真面目に働けば報われると、
「勤勉の大切さ」を自認しているからなのか、「人は働くから人だ」との
私なりの哲学を持っているからなのか。やはり私が単純なのか。
どうしても理解できないのが「ひきこもり状態の大人」が
全国に60万人もいて、その人たちを何とかしようと、自治体が税金をつぎ込み、
朝日新聞など「弱者の味方」を看板にするメディアが社会問題だと煽ることです。
「ひきこもり」の定義は「仕事や学校に行かず家庭以外とはほぼ交流しない状態が
6ヶ月以上続く人」のこと。朝日の調査では、「ひきこもり」で最も多い世代は40代、
何故多いかというと、バブル崩壊後からの「就職氷河期」を20代で迎え、
そのまま、パラサイトとして親のスネをかじり続け「ひきこもり」に。
これだけ人手不足の時代です。
政府は働きたい高齢者は70才まで働ける環境を、保育園などを充実させて
子育て中の女性も働けるように、外国人労働者の受け入れも容認する時代。
一方では「ひきこもる」若者が60万人もいるなんて。
社会とはいつもアンバランスなもので、それを解消しようと努力するのが政治。
そう考えればこの「社会現象」も、「18歳未満」の支援とは別に、
政治が先導し「大人のひきこもり支援センター」が設置されて対応することに。
強制的に働かせる訳にもいかないし、説得して「まっとうな社会人」に
回生してもらうしかない。そうなると、それなりの人材を確保せねばならない。
ということは、ここにも税金を投入することになります。
親が死んで生活の糧がなくなると、それも税金で生活保護費ってことに。
国が豊かなら、まだ面倒を見られるのですが、親の死と同様に国の財力がなくなれば、
どうなるのでしょうか。江戸時代のことわざです。
「働かざるもの食うべからず」ってことになるのでは。
私は思うのです。「ひきこもりの大人」のための民主主義も人道主義も大切ですが。
真面目に一生懸命働く人のために、主義がなければ、
国は成り立たないのではないでしょうか。Goto

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