アトム忌

福風が吹く、縁起の良い一日でありたいです。
2月9日、今日は何の日か。ご存知ですよねぇ。
世間でお得意の語呂合わせなら2は「ふ」9は「く」ですから。
そうです。「ふく」にゆかりのある日です。
その前に「漫画の日」でもあります。
最近は、活字よりは「マンガ」の方がわかりやすいと、
何でも「マンガ」にして理解を求めるのが流行っていますが。
それって、年寄りを冒涜しているのではないですか。
文字は大きくした方が読みやすいですが、「マンガ」で説明されても
「茶化」されているような気分になるので「マンガ」は苦手です。
そうそう、何で「漫画の日」かって申しますと、漫画家といえば、
そりゃ、数々おられるでしょうが、元祖は「手塚治虫」さんでしょう。
今日は手塚さんの命日です。ですから「漫画の日」です。
著名な作家・文豪の命日には、例えば太宰治ですと「太宰忌」とよんで偲びます。
太宰の場合は短編小説の題名から「桜桃忌」ともいいます。
司馬遼太郎さんは菜の花が好きだったのと、長編小説「菜の花の沖」から「菜の花忌」です。
であれば、手塚治虫の命日ならば「治虫忌」あるいは「アトム忌」と
言っても良いですよねぇ。手塚さんも立派な文豪ですものねぇ。(えっそうなってるって)
で、「今日は何の日」ですが。
おしゃれを楽しみましょうと「ふく」にちなんで「服の日」です。
これも最近思うのですが。高齢者の男性を対象にした、オシャレ雑誌がないですねぇ。
需要がないからでしょうが、定年を70歳まで延ばそうという時代です。
高齢者にファッション考えさせる日であってよいと思います。
「大福の日」はさもありなんですね。
この地方では餡子が入ったオーソドックスな大福よりも、「フルーツ大福」といって、
「いちご」「バナナ」などの果物とクリームを混ぜて餅で包んだ大福が人気です。
ふわふわとした手触りとトロけるような食感が魅力的です。
やはり冬の鍋料理は高級魚「フグ」ですね。「フグの日」です。
「とらふぐ」のテッサ(刺し身)で分葱を巻いてもみじ醤油で頂きますと最高です。
フグは「河豚」と書きますが、温泉水を利用して奥飛騨でも養殖されています。
淡水でも育つって凄くないですか。
「ふぐ」は本場の下関では肝を食べて死ぬ人が多かった「不遇」のイメージが強いので
「ふぐ」は「福」に繋がるからと験を担いで「ふく」と呼びます。
2月9日、取り立てて特別な日でもないのですが、「コロナウイルス」で迷惑しています。
春を待つ縁起の良い福風が吹いて欲しいと願います。Goto

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